◆空気が乾燥しやすいのは冬だけじゃない!春も火災に要注意!
空気が乾燥し、火災が起きやすい季節として、冬をイメージする方が多いかと思います。しかし、暦の上で春を迎える2月から桜が咲き始める4月の間もまだまだ空気が乾燥しており、火の取り扱いに注意が必要な季節です。消防庁でも、火災が発生しやすい時期を迎えるにあたり、毎年、3月1日から7日を「春の全国火災予防運動」の期間に定め、注意を促しています。
油断しやすい今の時期、今一度、火災予防のポイントを抑え、命や家財を守りましょう。
◇住宅防災 いのちを守る10のポイント
(4つの習慣)
・寝たばこは絶対にしない、させない
・ストーブの周りに燃えやすいものを置かない
・コンロを使うときは火のそばを離れない
・コンセントはほこりを掃除し、不要なプラグは抜く
(6つの対策)
・ストーブやコンロなどは安全装置の付いたものを使用する
・住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する
・部屋を整頓し、寝具・衣類・カーテンは防火品を使用する
・消火器などを設置して使い方を確認しておく
・高齢者や身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保しておく
・防災訓練への参加などにより地域ぐるみの防火対策を行う
◆消防NEWS 令和5年中の災害出動件数を公表します
令和5年の災害出動件数は、火災29件、救急2,405件、救助44件となりました。令和4年と比べ、すべての区分で件数が増加しました。
今後も、市民の命を守るため、現場の第一線での業務や、啓発活動を行っていきます。市民の皆さんも、火災予防や119番の適正利用など、ご協力をお願いします。
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