かがやきだより

6／12

◆3月は自殺対策強化月間　気づいてこころのSOS
毎年3月は「自殺対策強化月間」として、「いのちを支える自殺対策」の啓発をしています。
日本では、毎年、自らの命を絶つ人がおよそ2万人います。自殺は、周りからの小さな助けで、防ぐ事ができます。かけがえのない命を守るため、この記事をきっかけに、自殺対策について考えてみませんか?

◇自殺予防のために知ってほしいキーワード
1.気づき
下記のような様子で、いつもと違う事に気づいたら声をかけてみましょう。
・イライラを爆発させるなど感情が不安定
・これまで関心のあった事に興味がない
・身なりを気にしなくなったように見える
・遅刻、欠勤が増えた
・極端に食欲が無く、痩せたように見える

2.傾聴(聴く)
相手の気持ちや言葉を否定せず親身になって聞き、立場や気持ちに寄り添い、共感することで相手に「あなたはひとりではない」と伝えましょう。本人が話したがらない場合は、無理に聴き出そうとせず「話したくなったらいつでも聴くよ」と伝え、見守りましょう。

3.つなぎ(専門窓口につなぐ)
いつもと違う様子が長く続くときには、医師など専門窓口につなぎ、専門的な視点からも解決に向けたアプローチをしてみましょう。

4.見守り
専門窓口につないでも、元気を取り戻すには時間がかかります。その後も声かけをしたり、仕事や家事の負担をかけないなど、長期間みんなで見守る事が大切です。

◆専門窓口のご紹介
◇対面での相談　※要予約
・こころの健康相談(精神科医師の面接)
【電話】54-7121(健康推進課)
・こころの相談
【電話】52-1111(内線134)(社会福祉課)

◇電話での相談
・茨城いのちの電話(原則24時間受付)
【電話】029-350-1000(水戸)
【電話】029-855-1000(つくば)