◆元日に発生した能登半島地震、13年前の東日本大震災…地震の教訓を胸に災害に備える
令和6年元日に発生し、甚大な被害をもたらした能登半島地震で、13年前の東日本大震災を思い起こした人もいるかと思います。地震は、台風などのようにあらかじめ予測できる災害ではありません。いつ起きても対応できるように、日頃から備えることがとても大切です。
◇地震対策、4つの確認!
・家具の置き方、工夫していますか?
家具は壁に固定し、倒れないようにしましょう。ネジで壁に固定するのが一番ですが、壁に穴を開けることが難しいと場合でも、穴を開けずに対策できるグッズが販売されています。
・食料などの備蓄、十分ですか?
家族の人数×3日分を目安に食料や飲料水を備えておきましょう。1カ月に1〜2回、備蓄食料を食べて、食べた分を買い足して備蓄していく「ローリングストック法」を活用すると、レトルト食品や缶詰、乾麺なども備蓄にすることができます。
・非常用持ち出しバッグの準備、できていますか?
乳幼児がいる家庭ではミルクや紙おむつなどを、持病のある方は常備薬などを持ち出し品に入れておくと良いです。それぞれの家庭で必要なものが異なりますので、家族構成に合わせて非常時の持ち出し品決めておきましょう。
・安否確認方法、決まっていますか?
災害時の電話回線が混雑している時でも使える「災害用伝言ダイヤル」は、「171」に電話すると、30秒以内の伝言の録音・再生ができます。登録した伝言は、自分の電話番号を知っている家族などが再生可能です。
◆通報時、119番映像通報システム(Live119)へのご協力をお願いします
音声だけでは把握が難しい通報があったときに、通報者のスマートフォンから映像での情報提供などを依頼する「Live119」を導入しています。電話での119番通報を受けた際、通信指令員から、撮影協力依頼や操作方法の説明などを行います。Live119での情報提供依頼を受けた場合には、ご協力をお願いします。
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