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春の全国火災予防運動「守りたい 未来があるから 火の用心」

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茨城県常陸太田市

3月1日~7日は春の全国火災予防運動週間です。火災が発生しやすい時季を迎えるにあたり、火災の発生防止を心がけましょう。

■住宅防火 いのちを守る 10のポイント
▽4つの習慣
・寝たばこは絶対にしない、させない。
・ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
・こんろを使うときは火のそばを離れない。
・コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。

▽6つの対策
・火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する。
・火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
・火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類およびカーテンは、防炎品を使用する。
・火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。
・お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
・防火防災訓練への参加、戸別訪問等により、地域ぐるみの防火対策を行う。

■取り付けましたか?取り替えましたか?住宅用火災警報器
すべての住宅の寝室・階段等に住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。ホームセンターや電気店、消防設備業者等から購入できますので設置しましょう。また、住宅用火災警報器は、古くなると電子部品の劣化や電池切れ等により火事を感知しなくなることがありますので、定期的な作動確認を行い、10年を目安に交換しましょう。設置時期を調べるには、設置時に記入した「設置年月」、または本体に記載されている「製造年」をご確認ください。

▽悪質な訪問販売に注意
消防職員が住宅用火災警報器、住宅用消火器等の訪問販売、点検等を行うことはありません。不安に思ったり、おかしいと思ったら、問い合わせ先に連絡してください。

■今、備えよう。大規模地震時における電気火災対策
過去の大地震では建物の倒壊だけでなく、火災の被害が多く発生しています。
東日本大震災による火災では、原因が特定されたもののうち過半数は電気に起因したものでした。

▽電気火災対策には「感震ブレーカー」が効果的です
感震ブレーカーは地震を感知すると自動的にブレーカーを落として電気を止めます。
感震ブレーカーの種類:
・分電盤タイプ(内蔵型)…分電盤に感震遮断機能が内蔵
・分電盤タイプ(後付型)…既設の分電盤に後から設置できる後付型
・コンセントタイプ…内蔵されたセンサーが地震を感知するとコンセントからの電気を遮断
・簡易タイプ…地震の振動で主幹ブレーカーをOFFに切り替え

▽感震ブレーカー設置後は電気が止まっても困らないための対策をしましょう
感震ブレーカーが作動すると停電になります。夜間の避難に備えて、停電時に作動する足元灯や懐中電灯等の照明器具を常備し、照明を確保しましょう。

▽電気の使用を再開する際の注意点
揺れが収まった後に電気の使用を再開する際には、ガス漏れ等が発生していないことを十分に確認しましょう。建物内の電気製品の安全確認を行い、復電後は、焦げたにおい等の火災の兆候がないか十分に注意し、異常を感じた場合は電気の使用を中止してください。

▽電気火災対策と合わせて取り組みましょう
建物の耐震化や家具の転倒防止に取り組む、暖房器具は耐震自動消火装置付きのものにする等の対策や、自宅には住宅用火災警報器や消火器を備え、火が小さいうちは初期消火をするようにしましょう。

■山火事を起こさないために、次のことを守りましょう
・強風時および乾燥時には、たき火、火入れをしない。
・枯れ草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしない。
・たき火等火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に消火する。
・火遊びはしない、させない。
・たばこは、指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すとともに、ポイ捨てはしない。

問合せ:消防課予防係
【電話】73-1194

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