特集「持続可能な魅力溢れるふるさと常陸太田」をつくる(1)

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特集「持続可能な魅力溢れるふるさと常陸太田」をつくる
令和5年度施政方針・当初予算の概要

「安全安心なまちづくり」・「健康で快適な市民生活の実現」・「少子化人口減少対策」・「活力ある産業づくり」の4つの重点施策の推進と、「東部土地区画整理事業」・「市道0139号線真弓トンネルの整備」・「新総合体育館建設」の3つのプロジェクトを着実に実現するために、重点施策のステップアップ予算により、「持続可能な魅力溢れるふるさと常陸太田」の実現を目指します。
また、国が推進する「デジタル化」と「カーボンニュートラル」の取り組みについても力強く推進してまいります。

ここがポイントです!令和5年度の主要な取り組み

POINT01.安全安心なまちづくり
(1)災害危険区域の解消
集中豪雨等想定外の災害に備え、河川を適正に維持管理するとともに、令和4年度に実施した内水特性や被害の調査・検討結果に基づき、排水ポンプ車の追加整備、固定型排水ポンプの整備検討を行います。

(2)市道の計画的な改修
・市通学路安全対策協議会や町会と連携を図り、通学路の危険箇所解消や安全対策を行います。
・市道0139号線整備を推進するとともに、その他の市道路線整備、橋りょう長寿命化を進めます。

(3)高齢者等に寄り添った交通手段の確保
・自動運転EVバス実装への取組みを進めるとともに、乗合タクシーへのAI運行システム導入により、持続可能な新たな公共交通体系の構築を図ります。
・市内バス停で自由に乗降できる中学生フリーパスを配布(全国初)し、公共交通の活用促進に努めます。

(4)高齢者等避難支援体制の整備
・要支援者を対象に非常持出用リュックを配布し、避難行動の円滑化を図ります。
・自主防災会や防災関係機関と連携した避難訓練を実施し、避難支援体制の実効性向上を目指します。

(5)原子力災害対策
原子力災害時の広域避難計画の実効性向上のため、令和4年度に実施した福島県への一時移転訓練の検証結果を踏まえ、新たな地区を対象とした訓練を実施するとともに、他自治体との合同訓練の実施を検討します。

(6)上下水道・公共下水道の整備
・災害時を含む緊急時の水道水安定供給のため、ポンプ場自家発電設備の新設や老朽化が著しい水道施設の更新を行います。
・四季の丘はたそめ区域公共下水道の抜本的対策を、最優先で進めます。

POINT02.健康で快適な市民生活の実現
(1)健康寿命の延伸
フレイルサポーター・トレーナーを増員し、高齢者宅訪問や、商業施設でのフレイルチェックを実施し、フレイル予防対策を進めます。

(2)健康づくりやスポーツを気軽に楽しむことのできる施設の充実
・新総合体育館の令和9年度竣工に向けて、実施設計および解体工事を実施するとともに、管理運営の検討を進めます。
・町田運動公園については、今後、本体工事を行い、令和7年中の竣工に向け整備を進めます