文字サイズ
自治体の皆さまへ

姉妹都市秋田市へ災害支援職員を派遣しました

11/19

茨城県常陸太田市

■この度の大雨により被害にあわれた皆様へ 心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。
7月14日~16日にかけての大雨により、秋田県および秋田市内に甚大な被害が及びました。市では、災害支援協定に基づき、大雨により大規模な災害が発生している秋田市へ災害支援職員を派遣しました。7月24日~8月25日の土日を除く計15日間、被害状況の現地調査や内部事務を行い、秋田市の復興に尽力しました。

▽派遣日程および人員数
第1陣:7月24日(月)~28日(金)6人
第2陣:7月31日(月)~8月4日(金)6人
第3陣:8月21日(月)~25日(金)5人

■災害支援をとおして
税務課長 田辺宏明
災害支援派遣として、浸水被害を受けた家屋の調査を行ってまいりました。派遣当時は、広範囲に広がった浸水地域の全容がつかめておらず、被害調査・対応の調整に追われている状況でしたが、他市町村からも職員が派遣されており、早期復興のため、一丸となって調査を行いました。調査に伺った秋田市の方々から、感謝の言葉をいただいたことが印象的でした。今回の災害支援で得た経験を他人事とせず、今後の防災に対する取り組みに役立てていきたいと思います。

■秋田市から
秋田市総務部長 鈴木勉様
秋田市では、7月14日からの記録的な豪雨により、河川の氾濫や増水による内水氾濫が発生したことに伴い、大規模な家屋の浸水被害等が発生いたしました。こうした中、貴市におかれましては、7月24日から第3陣にわたり、17名の職員を派遣していただき、災害対応業務に従事していただくなど、多大なご支援をいただきましたことに、深く感謝申し上げます。当市の浸水による家屋の被害については、8月24日現在、床上4,046件、床下2,495件の合計6,541件が確認されておりますが、おかげさまで、家屋被害調査などの災害初期の応急対応も一定程度目処がついたところでございます。今後は、被災された市民の皆様への各種支援策を円滑に実施し、一日も早く従来の生活を取り戻せるよう、職員一丸となって鋭意進めてまいる所存であります。また、貴市副市長をはじめ職員の皆様にボランティア活動も行っていただいたと伺っております。貴市からのご支援に対しまして改めて感謝申し上げますとともに、今後とも格別の厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

■支援活動を行いました
7月29日にボランティアとして田中慈和副市長をはじめ市職員16人が秋田市を訪れ、被害を受けた住宅を中心に浸水した家具等の搬出や、清掃作業などの支援活動を行いました。

▽ボランティア活動をとおして
契約菅財課管財係 水出優明花
7月29日、秋田市の災害ボランティアに参加しました。この経験から、被災者への配慮が何よりも重要だと感じました。
今回被害に遭われた方が、少しでも早く以前の生活に戻れるよう微力ながらお手伝いをしたい、浸水被害とはどのようなものなのか現地で確かめたい、と思い参加を決意しました。私は90代夫婦のお宅に行きました。畳は既に撤去されていたため、主に浸水被害に遭ってしまった書類や家具等の取捨選択、窓ふきを行いました。沢山の思い出の品があり、家主の奥様が懐かしそうにお話を聞かせてくださいました。浸水の被害に遭ってしまった品々を、捨てずにとっておくとおっしゃる姿を間近で見て、胸が熱くなりました。
辺り一面に広がる乾燥した砂、壁や窓に残る水の跡など、様々な箇所に爪痕が残っており、被害の大きさを実感しました。一般業務がありつつ、災害復旧にも対応をしている秋田市職員の皆さんや、秋田市民の方々から、たくさんの学びを得ることができました。今後本市で災害が起きた際は、今回のボランティアでの経験を活かし、迅速かつ適切な対応をしていきたいと思います。また一般業務では、周囲への配慮を忘れずに自身のスキルアップに努めていきたいと思いました。

■支援金のご協力ありがとうございました
市民の皆様をはじめ、多くの方からの温かいご支援により、1,598,409円の寄付をいただいております。皆様からいただいた支援金は、常陸太田市から直接秋田市へお贈りする予定です。
今後は、日本赤十字社を通して支援を続けていきます。
募金箱設置場所:
本庁1階総合案内所前
および各支所

問合せ:社会福祉課
【電話】内線141

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU