■太田地区で新たな地域コミニティが立ち上がりました!
太田地区コミュニティ(くじらの郷)会長 菊池保裕さん
太田地区での地域コミュニティづくりは8年前から始まりました。太田地区は16町会、3,370世帯、8,000人の大きな地域です。以前は、各種団体の活発な活動や老若男女の協力と調和があり、豊かな社会環境が育まれてきましたが、最近では、少子高齢化やライフスタイルの多様化などから、地域の支え合いや助け合いが難しくなっています。そこで、地域の絆の強化を目指し、令和5年10月に太田地区コミュニティ「くじらの郷」を立ち上げました。今後は、太田地区の健全な発展と環境浄化を図り、地域の問題解決にも力を注ぎ、助け合いながら楽しい暮らしができる「くじらの郷」づくりを目指してまいります。4つの専門部会を設け、1月23日には、文化福祉部会による「男の料理教室」を開催しました。今後、各部会による取り組みを通して、皆様方と一緒に知恵と協力を集めて「郷」づくりを進めてまいります。
▽地域コミュニティとは…
従来の町会や公民会、子ども会、老人クラブなどといった「地域で活動する団体」を繋げ、地域のさまざまな課題解決に向けて活動に取り組む協議体です。地域コミュニティを設立することで、これまで個々では難しかったさまざまなことを計画・実施することが可能となります。市民協働推進課では、地域コミュニティの活動や設立に対する支援を行っています。興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
■北・南大門城址を地域活性化の原動力へ(市民提案型まちづくり事業)
大門城址と自然を守る会代表 大和田清見さん
大門北・南城址を中心とする歴史的遺産の整備や自然資源の保護と、大門北・南城址と国見要害のあった国見山を周回する散策路の整備等に取り組んでいます。この活動を通して新たに拓いた地元集落から大門北城址を経て国見山に向かう山道は、常陸国ロングトレイルのコースとしても使用されています。町づくり事業の最終年度となる今年度は、大門北城址や山道の整備をさらに進めたほか、巣箱の設置や来訪者向けのチラシの備え付け等も行いました。また、11月には参加者を募って、大門北・南城址および国見山の散策イベントを開催し、約25人が参加しました。これからも地域の魅力を広く伝え、来訪者の増加に繋がる取り組みを進めていきます。
問合せ:市民協働推進課市民協働推進係
【電話】内線217
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