文字サイズ
自治体の皆さまへ

特集 常陸太田で起業しよう(1)

2/19

茨城県常陸太田市

やりたい夢を実現したい、家族と一緒に過ごしながら働きたい…多様なライフスタイルと、理想の働き方の両立が叶うのが「起業」という選択です。常陸太田市では、市内で起業を目指す皆さんを応援する支援制度を用意しています。実際に、市の支援制度を活用しながら市内で起業を実現した方のお話を聞きました。起業を目指している皆さん、常陸太田で新たな夢のスタートを切りませんか?

■新規事業等支援制度について
▽新規起業支援事業費補助金[補助対象…個人]
市内で新規起業をする際の対象経費の一部を補助します。
対象経費:人件費、官公庁への申請書類作成等に係る経費、施設借入費、設備費等
補助金額:対象経費の2分の1、年間最大50万円まで(最長3年間)

▽空き店舗改修費補助金[補助対象…中小企業・個人事業主]
空き店舗改修およびそれに伴う家財道具等の処分に係る費用の一部を補助します。
対象経費:解体工事、外壁工事、看板設置工事、内装工事、給排水衛生設備工事等
補助金額:対象経費の2分の1、100万円まで、家財道具等処分費は対象経費の10分の10、20万円まで

そのほか、各種補助金・奨励金があります。
市ホームページをご確認いただくか、商工振興・企業誘致課【電話】内線621へご相談ください。

■常陸太田起業インタビュー01飲食店
まぐれ食堂英佐(ひですけ) 佐藤英晃さん

▽創作料理で地域活性化を目指す
常陸太田市民市場内で人気を博す飲食店・英佐。店主の佐藤さんは常陸太田出身で、独立する前は市外の飲食店で働いていました。「元々は和食の職人でしたが、中華や洋食も経験することができ、料理人として幅が広がりました」という佐藤さん。転機が訪れたのは44歳の時でした。当時、常陸太田から水戸まで通勤していたところ、体力面の負担に加えご家族の具合が悪くなるなど「このまま通いで勤めるのをいつまで続けられるか…」と不安になったそう。そこで独立を考えるようになり、ならば家族のいる常陸太田でお店を始めようと決めました。「ちょうど物件を探し始めた時に、令和元年6月いっぱいで前のお店が閉店すると聞いて手を挙げたんです。店舗の改装もして、11月にオープンしました。ですがその後、ちょうどコロナ禍になって…そんな時に、市の新規起業支援事業費補助金のことを知り、活用させてもらってとても助けていただきました」。同補助金をおもに人件費とテナントの家賃に充てたと話す佐藤さん。飲食店にとって厳しい時期が続いた中でも、補助金を活用しながら口コミを中心に客足を伸ばし、評判のお店になりました。今後の展開について、「お客さんのニーズや時勢の変化に柔軟に対応しながら、今の形にこだわりすぎず、常陸太田で続けていけるやり方を考えていきます。例えば製造業とか、キッチンカーなど…形は変えても、皆さんに美味しいと満足してもらえるよう、これまで自分が学んできた技術を生かしていきます」と、話してくれました。
取材協力:きまぐれ食堂英佐 中城町2995-1
[営業]11:30~14:00/17:30~22:00
火曜定休

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU