特集 常陸太田で起業しよう(2)

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■常陸太田起業インタビュー02整骨院
ヨロシク整骨院院長　小室隆典さん

▽子供達の未来の為に、地域をより健康に
オープン5年目に突入した、馬場町のヨロシク整骨院。患者さんに寄り添ったカウンセリングと経験・知識に基づく確かな技術でリピーターの多い施術院です。地元ママさんバレーや部活動のスポーツケアにも携わるなど、地域の健康づくりも応援しています。院長の小室隆典さんは市内真弓町の出身で、福島県の医療専門学校で基礎を学びました。その後、県外の施術院で働いていましたが、結婚を機に地元・常陸太田へ戻ります。「帰ってきた時点では、独立開業はまだ考えていませんでした。まずは技術と知識をもっと身につけたくて、水戸市内の整骨院で働きました。経験を積み自信がついてきた頃、妻が妊娠したことをきっかけに独立を決意。家族ともっと一緒に過ごしながら働きたくて」と小室さん。独立を決めてからは半年弱とスピード開院。開業にあたっては、人との縁に助けられたといいます。「予約制、一対一の施術スタイルでスタートしたのですが、ママさんバレーの皆さんが来てくれたり、お客さんを紹介してくれたおかげで徐々に軌道に乗せることができました。起業にあたって人脈は宝です」。市の新規起業支援事業費補助金についても、元々独立前から商工会に通って相談していたことで情報を得たといいます。「開業資金はいくらあっても足りないですから、補助金は絶対に活用するべき!3年も使えますから。事前に色々な人に相談して情報収集して、最大限有効活用するのがいいですね」とこれから起業を考える人へエールを贈ります。
取材協力：ヨロシク整体院　馬場町60-1
[営業]平日9：00～21：00/土8：20～18：00/日・祝8：20～13：00
木曜休診

■常陸太田起業インタビュー03美容室
HAUNTオーナー　武藤卓郎さん

▽地域に根差したアットホームな美容室
令和5年4月にオープンしたばかりの美容室HAUNT。オーナーの武藤さん夫婦お2人で営むプライベートサロンです。ご主人の武藤卓郎さんは生まれも育ちも常陸太田。実家が床屋だったことから、理美容業界を間近に見て育ちましたが「元々は自分でハサミを持つつもりはなかったんです」と卓郎さん。ところが、アルバイトで入ってみたら意外にもこの職が楽しいと気に入ってしまい、結果的に美容師の道へ進むことを選んだのだそうです。自分で店を構える前は、市内美容室で約15年勤務。長く勤め上げるつもりで働いていましたが、たまたま現店舗建物の地主からテナントが空くことを聞き、独立開業を決めたといいます。「火曜定休が多い美容室では変則的ですが、プライベートと両立させたくて月曜と第2・第4日曜を休みにしました。そういうことができるのも、起業ならではですね」と武藤さん。市の新規起業支援事業費補助金については「開業初年度から早速活用し、おもに家賃や改装費に充てました。2年目も店舗外壁に付ける新しい看板の施工費等に活用する予定です。」とのこと。「通いやすいアットホームなヘアサロンを目指していて、親子で通ってくれるお客様も多いです。おかげ様で新規の方も増えてきたのですが、今はセット面2席とシャンプー台だけしかないので規模拡大も考えています。ネイルや脱毛など、美容メニューも展開していきたい。今後も、補助金を活用して地元で愛されるお店を目指します」と展望を話してくれました。
取材協力：HAUNT　金井町3610-1
[営業]9：30～18：30
毎週月曜、第2・4日曜定休