令和6年度施政方針・当初予算の概要
「持続可能な魅力溢れるふるさと常陸太田」の実現を目指します!
「安全安心なまちづくり」「健康で快適な市民生活の実現」「少子化人口減少対策」「活力ある産業づくり」の4つの重点施策をさらに推進するため、主要事業をご説明します。また、国が推進する「デジタル化」と「カーボンニュートラル」に取り組むほか、令和6年度特別事業として「市制施行70周年・合併20周年記念事業」を展開します。
■ここがポイント!令和6年度の主要な取り組み
▽POINT01 安全安心なまちづくり
(1)災害に強いまちづくり
・近年の集中豪雨等による想定外の災害に備え、急傾斜地・道路法面対策および内水対策を継続して実施します。内水対策については、被害を未然に防止するため、内水氾濫の確率調査および排水ゲート整備の基本設計を実施するとともに、新たに建設課内に内水対策を取り扱う専門部署を設置します。
・新規!災害時避難行動支援対策として、支援者が安心して支援活動ができるよう全国の自治体に先駆けて「避難支援時自動車保険」に加入します。
(2)市民生活の安全確保や利便性向上を図る
・本年2月に運行を開始した自動運転EVバスの運転範囲拡大に向け、実証実験を行います。
・予約型AI乗合タクシーの運行エリアに里美地区を加え、市内全域へと拡大するとともに、運行日数、運行台数を拡大します。
・新規!路線バス・タクシー運転手を確保するための就労奨励金を交付します。
・通勤や緊急時の対応に重要な路線として、市民生活の安全確保や利便性向上、物流の効率化を図るため市道0139号線の整備計画的に進めます。
(3)上下水道の整備
・災害等の緊急時においても、水道水を安定して供給できるよう老朽化が著しい水道施設の更新や適正な管理を行います。
・四季の丘はたそめ区域における公共下水道の抜本的対策を、令和7年度中の完了に向けて進めます。
▽POINT02 健康で快適な市民生活の実現
(1)健康寿命の延伸
・フレイル対策を引き続き実施するとともに、シニア世代の健康づくりを推進するため、「節目人間ドック補助」の対象年齢を拡大します。
・疾病予防と重症化防止を図るため、地域包括ケアシステムの一層の推進を図ります。
(2)運動施設の充実
・新総合体育館の令和9年度竣工に向けて、建築工事実施するとともに、施設周辺道路照明・案内板等の検討を進めます。
・令和7年度中の完成を目指して町田運動公園の整備工事を進めます。
・水戸ホーリーホックおよび茨城ロボッツと連携した、プロスポーツを活用したまちづくりに努めます。
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