■国民年金保険料の納め忘れはありませんか?
将来、老齢基礎年金を受給するには、保険料納付済期間と免除期間などを合算した期間が10年以上必要です。また、国民年金には、病気やけがなどで障がいが残った場合に受けられる障害基礎年金や、ご本人が亡くなった際に子のある配偶者または子に支給される遺族基礎年金があります。保険料を未納のままにしておくと、これらの年金を受け取れない可能性があります。
▼国民年金保険料を納めるには
▽納付書(現金)で納める場合
日本年金機構から送付される納付書により、金融機関、郵便局、コンビニエンスストア、対象のスマートフォンアプリで納めることができます。また、前納による割引もあります。
▽口座振替で納める場合
一度手続きをすれば納め忘れの心配がなく、金融機関等へ行く手間も省けます。また、口座振替の前納は、納付書(現金)よりも割引率が高くお得です。月々で納める場合でも当月末振替にすると、1カ月あたり60円の割引になります。
申込窓口:年金事務所、市役所
手続きに必要なもの:基礎年金番号通知書または納付書、預貯金通帳、届出印
クレジットカードやインターネットバンキングで納める場合:クレジットカードによる納付ができます。また、パソコンやスマートフォンを使って、インターネット経由で納めることもできます。
*詳しくは、日本年金機構のホームページをご覧ください。
参考:令和6年度国民年金保険料納付額
*( )内は割引額*口座振替、クレジットカード納付の前納には、申込期限があります。詳しくはお問い合わせください。
▽保険料を納めると税金が安くなります
国民年金保険料は納めた全額が社会保険料控除の対象となり、所得税と住民税が軽減されます。国民年金保険料を納めた人には、日本年金機構から社会保険料(国民年金保険料)控除証明書が送付されます。また、ご家族の負担すべき国民年金保険料を支払っている場合、その保険料も合わせて控除が受けられます。
▽免除制度をご利用ください
所得が少ないときや失業等により国民年金保険料を納付することが困難なときは、「保険料免除制度」や「納付猶予制度(50才未満)」がありますので、申請手続きをしてください。また、学生の方には「学生納付特例制度」があります。免除を受けるための条件は、申請する方によって異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
▽追納制度をご利用ください
免除・猶予を受けた期間の保険料は、10年以内であれば、あとから納付すること(追納)ができます。追納をご希望の方は、市役所窓口でお申し込みください。なお、免除等の承認を受けた年度から3年度目以降に追納する場合には、当時の保険料に加算額が上乗せされます。
各種手続き先:
保険年金課年金医療係【電話】内線118
各支所
年金に関するお問い合わせ先:水戸北年金事務所
【電話】029-231-2283
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