後期高齢者医療制度は、高齢者の方が、将来にわたり安心して医療を受け続けられるように、公費が約5割、現役世代からの支援金が約4割、被保険者の保険料が約1割を負担することにより社会全体で支える医療保険制度です。保険料率は県内一律で、令和6年度の保険料については、下表の保険料率により決定し、7月中旬頃に通知します。
■保険料の計算方法
*賦課のもととなる金額=総所得金額等-基礎控除額
*総所得金額等とは、前年の収入から必要経費(公的年金控除額や給与所得控除額など)を差し引いたもので、社会保険料控除、配偶者控除などの各種所得控除前の金額です(遺族年金や障害年金は収入に含みません)。
*基礎控除額とは、前年の合計所得金額に応じ、次のとおりです。
・2,400万円以下の場合…43万円
・2,450万円超から2,500万円以下の場合…15万円
・2,400万円超から2,450万円以下の場合…29万円
・2,500万円超の場合…0円
*賦課限度額(上限額)は73万円です(令和6年度に新たに75歳に到達する方は80万円)。
*年度の途中で被保険者になった方は、資格取得月からの月割りで保険料額が計算されます。
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