大雨時のダムの役割と異常洪水時防災操作についてご紹介します。
■大雨時の竜神ダムの役割
竜神ダムでは、ダム上流から入ってくる水の一部をダムにため、下流の川に流す水の量を減らすことにより、下流の洪水被害を軽減する役割を果たしています。
*竜神ダムの本紙イメージ参照
また、大雨が予測される時には、ダムにたまっている水を下流の川に事前に流し、大雨の前にダムの水位を下げ、ためられる水の量を従前より増やすことで、下流の洪水被害を軽減する機能を強化します。
*事前放流の本紙イメージ参照
■「異常洪水時防災操作」いわゆる緊急放流とは?
ダムが満水になり、これ以上水をためられなくなった時に、ダムに入ってきた水がダムからそのまま自然に流れ出すような状態になることをいいます。つまり、「ダムに流入する水の量=ダムから放流する水の量」とすることであり、『ダムが無かった場合の川の状態になること』です。
*ダムにたまった水を余計に流すことではありません。
■山田川下流(竜神ダム~久慈川)区間におけるサイレンについて
ダムから流す水の量が増えることにより、ダム下流の川で急激な水位の上昇が予測される場合は、警報局や警報車によりサイレンを鳴らしますので、サイレンが鳴った時は川には近づかないでください。
問合せ:
竜神ダム管理事務所【電話】87-0653
常陸太田工事事務所河川整備課【電話】80-3364
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