成人、就職、結婚、定年…。人生には、さまざまなできごとがあります。そのような人生の転機には、将来受け取る大切な年金のために、国民年金の手続きを忘れずに行いましょう。
■国民年金のメリット
▽老後を支える終身保険!
「老齢基礎年金」が受け取れる一生涯の保証です。
▽万が一の障がいや遺族も保障!
老後だけではなく現役世代の保障も充実しています。
▽保険料が控除!
納めた保険料の全額が所得から控除されます。
▽基礎年金の半分は国が負担!
基礎年金の半分は国(税金)から支払われています。
■20歳になったとき
原則、手続きは不要です。20歳になってからおおむね2週間以内に、日本年金機構から「基礎年金番号通知書」「国民年金加入のお知らせ」「国民年金保険料納付書」「学生納付特例申請書」等が送付されます(厚生年金保険・共済組合の加入者を除く)。
■就職したとき
厚生年金への加入の手続きは勤務先で行います。厚生年金に加入した月の分から、国民年金の保険料を納める必要はありません。
■配偶者(厚生年金加入者)の扶養に入ったとき
厚生年金の扶養に入る手続きは配偶者の勤務先で行います。扶養に入った月の分から、国民年金の保険料を納める必要はありません。
■住所・氏名が変わったとき
マイナンバーと基礎年金番号が結びついている被保険者であれば、原則、届出は不要です。ただし、日本年金機構において個人番号が未収録となっている方や、海外居住等で個人番号をお持ちでない方は、届出が必要です。
*年金を受給している方は年金の受取機関に対して氏名変更の手続きを行ってください。
双方の氏名(フリガナ)が相違していると年金の受取ができなくなりますのでご注意ください。
■退職したとき
退職により厚生年金を喪失したとき、60歳までは国民年金に加入する必要があります。
持参する物:基礎年金番号がわかるもの(年金手帳、基礎年金番号通知書等)、退職証明書または離職証明書(退職日がわかる書類)
■国民年金に加入の方、国民年金に加入される方へ マイナポータルからスマホで国民年金手続きの電子申請ができます。
対象手続き:
・国民年金(第1号被保険者)加入の届出
勤務先を退職した場合などの、国民年金へ加入する手続き
・国民年金保険料免除・納付猶予の申請
・国民年金保険料学生納付特例の申請
・国民年金付加保険料納付申出(辞退)の手続き
将来の老齢基礎年金の額を増やす場合に、付加保険料を納付するための手続き
・国民年金付加保険料該当(非該当)の届出
農業者年金に加入した場合に付加保険料を納付するための手続き
・国民年金保険料の産前産後免除の届出
*電子申請の利用方法等については日本年金機構ホームページで動画も公開しています。
問合せ:
保険年金課年金医療係【電話】内線118
各支所
日本年金機構水戸北年金事務所【電話】029-231-2283
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