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ヤマザクラ通信 vol.38

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茨城県桜川市

■地域おこし協力隊が商品を開発
桜川市地域おこし協力隊の倉留亜季(くらとめあき)隊員(令和4年6月着任)が考案した、市の特産品を活用した加工食品が商品化され、自身が勤務する加波山市場など市内の店舗で販売が開始されました。
倉留隊員は、加波山市場で人気の「ねねちゃん家の野菜」ブランドの大玉トマトとミニトマトを、それぞれ100%使用したピューレを考案。保存料や着色料、香料などを一切使用していないので、野菜そのままの味わいを楽しめ、乳児の離乳食としても安心して使うことができます。
また、両商品ともに糖度が高く、特にミニトマトピューレは糖度が14度(一般的なメロン相当)に達し「野菜嫌いのお子さまも含めて、一度、ぜひそのまま飲んでほしい」と倉留隊員は話してくれました。
ミニトマトピューレの原料となっている「ねねちゃんのミニトマト」は、5月14日に開催された、一般社団法人野菜ソムリエ協会が主催する「第3回全国ミニトマト選手権」で、総エントリー数102品の中から見事銅賞を受賞した商品です。食べやすいよう皮を薄くしているため、少しの衝撃でも割れやすく、商品にできないものが多いことを悩みとしていた生産者の話を倉留隊員が聞き、市内の加工事業者に相談したことで、商品化に至りました。
倉留隊員は今後について「この商品を足掛かりとして、加波山市場に関わる生産者の野菜を加工し、廃棄となるような農作物を活用しながら、地域を盛り上げて行きたい」と意気込みを語ってくれました。

現在、市には5名の地域おこし協力隊が活動しており、それぞれのミッションのもと、市の活性化に取り組んでいます。見かけた際はぜひ、お声がけください。

問合せ:ヤマザクラ課〈ヤマザクラグループ〉
【電話】58-5111
【電話】75-3111
【内線】1321・1322

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