11月16日(土)大和ふれあいセンター「シトラス」で、第29回全国報徳サミット桜川市大会が開催されます。全国報徳サミットは、二宮尊徳の教えである「報徳仕法」の検証を通じて、これからのまちづくり・ひとづくりに必要な取り組みを学び生かすために、毎年二宮尊徳ゆかりの地で開催されています。当日は、参加自由・入場無料となっておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。
■大会内容
9時開場・9時20分開会
▽オープニングイベント 加波山囃子(ばやし)保存会
▽開会行事
▽報徳学習発表
・大国小学校5年生児童による発表
・夢さくら交流会(市内中学校・義務教育学校後期課程生徒会)生徒発表
▽基調講演
講師:早田 旅人(はやた たびと)氏(平塚市博物館学芸員)
演題:「報徳仕法における公共性と再分配―常州真壁郡青木村仕法を中心にー」
▽パネルディスカッション
▽大会宣言決議
▽閉会行事
■特設コーナー
・二宮尊徳絵画コンクールの作品展示
・桜川市の特産品を販売
・手打ち常陸秋そば、コーヒーの無料提供(数量限定)
◆二宮尊徳ゆかりの史跡の紹介
農民の子として育ち、一家離散に遭うが苦難を乗り越え、よく働き勉学した尊徳は、やがて多くの藩の仕法に着手し、村の建て直しを行いました。
◇青木堰
天保4年(1833年)尊徳47歳のときに青木地区を流れる桜川に堰を築きました。現在の青木堰は、令和3年度に大規模改修工事により改築されました。小学3・4年生が使用する社会科副読本にも青木堰の話が掲載され、尊徳の偉業を授業で学習しています。
◇曛静山(くんせいざん)薬王寺(青木地区)の山門
尊徳が築いた青木堰の木材を使い建てられた遺跡記念門です。
◇青木神社
尊徳が修理した青木神社の境内には、これを記念して青木村名主舘野勘右エ門が寄進した「手洗い石」があります。なお、令和6年7月、正徳5年(1715年)に建てられた本殿の大規模改修が行われました。
問合せ:桜川市報徳サミット実行委員会
【電話】0296-20-6300
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