特集/水戸市民会館オープニングフォトレポート

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水戸市民会館が開館して約3か月が経過し、多くの方が来館しています。皆さんも、もう訪れましたでしょうか?
この特集では、7月2日に行われた水戸市民会館開館記念式典、翌週7月8日・9日に行われた「ゆず」によるこけら落とし公演の様子を振り返ります。

■7/2水戸市民会館開館記念式典
開館記念式典には、約1,700人が参加。狂言師の野村萬斎さんによる「三番叟(さんばそう)」の上演が行われ、迫力ある演舞で観客の皆さんを魅了しました。
また、水戸市民会館に設置するピアノを選定した、作曲家でピアニストの野平一郎さんによる「ピアノ開き」も行われました。
高橋市長は、式典のあいさつの中で「市民会館をとおして、新しい文化を呼び込み、あるいは創造して、皆さんが愉快で楽しく、笑顔あふれるまちにしていきたい」と今後の展望などを力強く語りました。

■式典のほかにもさまざまなイベントが行われました
式典が終わり、グロービスホールから退場する皆さんを、NHK水戸児童合唱団が、「勇気100%」や「Believe(ビリーヴ)」などの歌で見送りました。やぐら広場に響く美しい歌声に、観客の皆さんからは大きな拍手が起こりました。
また、グロービスホールでは、野平一郎さんによるコンサートが開催されました。モーツァルト/ピアノソナタK.331≪トルコ行進曲付き≫や、ドビュッシー/月の光、ショパン：華麗なる大円舞曲作品18など、全6曲が演奏されました。
エントランス広場では、ネーミングライツスポンサーの株式会社グロービス代表取締役の堀義人さん、株式会社ユードム代表取締役社長の森淳一さんと高橋市長が鼎談(ていだん)(※)しました。水戸市民会館を軸として、「水戸の活性化をどのように進めるか」「グロービスホール及びユードムホールをまちづくりにどのように活用するか」などについて、熱く議論しました。
ユードムホールでは、コロナ禍での吹奏楽部員たちの奮闘を描く舞台『ファンファーレ‼』の公開稽古が行われたほか、やぐら広場では、水戸市内の7つのライオンズクラブ合同でいけ花のコラボパフォーマンスが行われました。
7月2日は、午前9時の開館から午後10時の閉館までに計11,084人の方が水戸市民会館を訪れました。
(※)3人で向かい合って話し合うこと

■7/8・9こけら落とし公演
水戸市民会館のこけら落とし公演として、グロービスホールで、「YUZU　TOUR　2023　Rita-みんなとまたあえる-」が開催されました。当日の様子とインタビューを紹介します。
今回の公演は、水戸市民会館のこけら落としだけでなく、ゆず単独での初の茨城公演でした。また、この公演で47都道府県を制覇するという記念の回でもあり、スタートから会場の熱気は最高潮!観客の皆さんも、手をたたいたり、飛び跳ねたりして、一緒に盛り上げていました。

ゆずの代表曲「夏色」で、みとちゃんがサプライズ登場!会場は歓声の渦に。みとちゃんもノリノリで「夏色」を楽しんでいました!会場は終始盛り上がっていました!

□ゆずPROFILE
北川悠仁、岩沢厚治により1996年3月に結成した音楽デュオ。1997年に1stミニアルバム『ゆずの素』をリリース。1998年にシングル「夏色」で注目を浴び、以降もシングル「栄光の架橋」など、ヒット作を多数リリース。

■「ゆず」のリーダー・北川悠仁さんにインタビューをしました
Q水戸市民会館グロービスホールで、みとちゃんと一緒に歌った感想を教えてください。
A.外観も内装もとても美しく、音響も素晴らしい。お客さんとの一体感も感じられる会場で、すごく演奏しやすかったです。ステージから見える景色も素晴らしく、「ここからたくさんのミュージシャンの歴史が始まっていくんだな」と身の引き締まる想(おも)いでした。
みとちゃんにはライブ前日に急遽(きゅうきょ)オファーをさせてもらったにもかかわらず、全力でパフォーマンスしてくれました。僕のInstagramやTikTokに上げたみとちゃんとの動画も大好評で嬉しかったです。みとちゃんの身体のフォルム、大好きです。
Q市民観覧席のチケットに、13,000人以上の応募がありました。水戸市民会館での公演が決まったときの感想を教えてください。
A.スタッフの方から応募数を聞いて、とても驚きました。こんなにたくさんの人が、ゆずのライブを心待ちにしてくれていたんだと嬉しくなりました。
Q今回のツアータイトルになっている「Rita」。どのような想いが込められていますか。
A.日本語で「利他」と書くんですが、「利他の心」と言うように、自分を犠牲にして他人のために尽くすこと。そこからツアータイトルをつけました。
でも、いつもそんな利他の心は持てなくて、自分のために行ったことが結果的に誰かのためになることもある。それは僕たちの活動でもそうだし、皆さんそれぞれ日々の生活の中でも感じることだと思います。Ritaの心を探すようなツアーになりました。
Q水戸について、今までどのような印象をお持ちでしたか。また、水戸に滞在中に召し上がったもので、おいしかったものはなんですか。
A.水戸といえば光圀公。ライブでは水戸黄門に扮することができたり、マスコットキャラクター・みとちゃんとも一緒にライブができて、本当に楽しい時間でした。水戸に来れてよかったです。
ライブが終わった日の夜にあんこう鍋屋さんに行ったんですが、とても美味しかったです。またあんこう鍋を食べに行きたいです。
Q水戸の皆さんに一言お願いします。
A.デビューして26年、やっと自分たちのツアーで、茨城県でライブをやることができて、本当に嬉しかったです。茨城の皆さんは本当に温かくて、熱い一体感でこけら落としライブができました。
また必ず水戸でライブをやります。これからもゆずをよろしくお願いします。

■―居心地が良く、日常的に訪れたくなる場所に―こんな使い方もできます!
水戸市民会館が開館して、8月までの2か月で、1日平均約4,000人、累計24万人を超える方が来館しました。イベントなどが行われる休日だけでなく、平日でも多くの方が訪れています。
水戸市民会館には、コンサートやイベントがなくても、日常的に使用できる場所がたくさんあります。学校や仕事の帰り、おでかけなどの際に、ぜひ立ち寄ってみてください。居心地が良く、日常的に訪れたくなる場所になることでしょう。

◎水戸市民会館情報
住所：泉町1-7-1
開館時間：8：30～22：00
休館日時：12月29日～1月3日

問合せ：水戸市民会館運営事務局
(【電話】303-6226)

問合せ：新市民会館整備課
(【電話】231-7070)