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第63回水戸黄門まつり

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茨城県水戸市 クリエイティブ・コモンズ

7月29日は、千波湖で水戸偕楽園花火大会、8月5日・6日は、国道50号で本祭を開催。3日間で、55万人が来場し、水戸のまちがにぎわった。
60年以上の歴史を誇る、水戸の夏の風物詩「水戸黄門まつり」。
2019年、より多くの方に楽しんでもらうため、「魅(み)せるまつり」としてリニューアルした。
しかし、新型コロナ感染拡大の影響で、2020年と2021年は、中止を余儀なくされ、オンラインでの「Remote水戸黄門まつり」となった。2022年は、時期や会場を変更して開催した。
そして、2023年――。
4年ぶりにあの夏が帰ってきた。

■熱気と一体感に包まれた
7月29日、水戸偕楽園花火大会。水戸の夜空に大輪の花が咲いた。千波湖で、国内最高峰の花火が打ち上げられると、訪れた観客からは歓声と拍手が沸き起こった。
本祭1日目の8月5日は、2300人以上の参加者が趣向を凝らした衣装やダンスで競い合う「水戸黄門カーニバル」、伝統工芸品の水府提灯(ちょうちん)の伝統と革新を表現した「水戸黄門提灯行列」のほか、「山車(だし)巡行」、「神輿(みこし)連合渡御(とぎょ)」などが行われた。
2日目の8月6日は、高さ約4mのみこしを大勢の担ぎ手で担ぐ「水戸ふるさとみこし渡御」や、こどもたちがみこしを担ぐ「子どもみこし渡御」などを開催。最後には、山車8台が一堂に会し、迫力ある光景が繰り広げられる「大叩き合い」が行われ、まつりは幕を閉じた。
初めてまつりを体験したこども、この日のために何度も何度も踊りを練習してきた人、まつりの開催を心待ちにしていた人――。たくさんの人の想いがひとつになり、明るい笑顔に溢あふれ、水戸のまちが熱気と一体感に包まれた3日間となった。

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