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自治体の皆さまへ

特集 命を救う最前線 1秒でも早く―(2)

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茨城県水戸市 クリエイティブ・コモンズ

■1秒を争う!通報から出動まで
「はい、119番消防です。火事ですか?救急ですか?」通報から出動までは約2分。命を救うために、1秒を争う緊迫する現場に密着。

◆いばらき消防指令センター
県内20消防本部(33市町)の119番通報が「いばらき消防指令センター」につながります。

◇119番通報
・入電
水戸市内から、119番をかけると「いばらき消防指令センター」につながります。

・通報場所を探知
救急車が向かう場所が確定次第、指令を出し、救急車を現場へ向かわせます。

・通報内容を聞き取り
病気やけがをしている人の年齢、性別、状況など、詳しい状況を聞き取り、現場に向かう救急隊員と共有します。
※通信指令員が、ドクターカーが必要と判断した場合は、救急車と並行してドクターカーの出動指令を出します。

◆救急隊
救急隊は、3人(うち1人は医療行為ができる救急救命士)で構成されてます。
市消防局には、116人の救急隊員がおり、そのうち75人が救急救命士です。

・出動前
出動がないときは、事務処理や救急活動訓練などを行っています。
1秒を争う現場では、失敗は許されません。日ごろから基本的な訓練を積み重ねています。

◇119番通報

予告指令音が鳴り響く「予告指令 〇〇地内 救急 入電中」

・出動準備
災害発生場所と災害種別が判明した時点で、出動準備のための予告指令音が鳴ります。
事務仕事をしていても、仮眠をしていても、食事をしていても、救急隊員は指令音が鳴ればすぐに飛び出します。

出動指令音が鳴り響く
「救急指令 第一出動 水戸市〇〇町 急病 出動車両 〇〇救急隊」

・出動場所と通報内容を確認
出動場所と通報内容を地図で入念に確認します。
出動場所が高層階の場合や、緊急性が高い場合は、消防車が一緒に出動することもあるので、救急隊員だけでなく、消防隊員も一緒に確認します。

・素早く着替える
救急服の上から上下青色の感染防止衣、マスク、手袋などを着用し、緊急走行時はヘルメットを着用します。
傷病者を救うためには、まず自身の安全確保から。

・現場へ向かう
救急車に乗車し、現場へ向かいます。現場へ向かう間には、「いばらき消防指令センター」とさらに情報を共有したり、救急隊から通報者に電話し、状況を聞き取る「プレアライバルコール」を行ったりしています。

問合せ:救急課
【電話】221-0126

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