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■リエイブルメント型 介護予防教室の様子
介護予防教室は、「こんな生活を送りたい」を応援するオーダーメイドプログラムです。
リハビリテーションの専門職との面談を中心とした、週1回2時間の教室に3か月間(全12回)通います。
■タイムスケジュール
9:30 教室開始
9:45 面談・交流
11:15 口腔(こうくう)体操
11:30 終了
会場は市役所や公共施設などの会議室です。特別な機器などは使いません。
面談以外の時間は、利用者同士の交流、自主トレーニングなどをして過ごします。
ひとり20分程度の面談を行います。
■面談(20分間)
振り返りシートを使って、リハビリテーションの専門職とマンツーマンの面談を行います。できたことを振り返りながら、自分のやりたいことにつなげるために、「自宅で、自分で」取組むことを一緒に考える時間です。
ひとりひとりに合わせた運動プログラムを作成し、自宅でも取組めるように練習します。
大切なのは次の教室までの6日と22時間の取組みです
■利用者同士の交流
面談以外の時間は利用者同士で交流するだけでなく、面談で決めた取組みを復習したり、地域の情報を口コミで共有したりしています。
■他にもこんなことをしています
◇口腔体操
首・肩や顔、口周りの体操で、「話す・噛む・飲み込む」などの口腔機能を維持します。
◇準備運動
ストレッチで身体を温め、リラックスして教室に参加できるよう、身体と心の準備を整えます。
◇血圧測定
毎回記録して、自分の体調をチェックします。
■教室を卒業した後は…
全12回の教室を卒業した3か月後には、リハビリテーションの専門職による訪問などを行い、生活の様子を再確認します。
自宅で野菜や花を育てたり、市民センターで開催している教室に参加するなど、住み慣れた地域でいきいきと「自分らしい」生活をしている方がたくさんいます。
教室終了後も自分らしく暮らしています
◇教室を卒業した皆さんにお話を聞きました
教室に通うのが難しい方には、職員が自宅を訪問する介護予防教室もあります。詳細は、地域支援センターにお問合せください。
■介護予防教室 利用の流れ
◇対象
次の2つの要件を満たす方
(1)要支援1・2または基本チェックリスト※により、生活機能の低下が認められた方
※生活機能の低下を発見するための、25項目の質問です。
(2)元気な自分になり、自分らしい生活を取り戻したいと考えている方
(1)近所の高齢者支援センターに相談する
高齢者支援センターの窓口や電話で、生活での困りごとや不安に対する聞き取りを行います。
※歩行困難や認知機能の低下など何らかの手助けが必要な場合は、介護申請の案内をする場合があります。
(2)自宅訪問
リハビリテーションの専門職や高齢者支援センターの職員などが、自宅での様子を伺いに訪問します。生活での困りごとの要因を探り、解決するための方法や、目標を一緒に考えます。
(3)介護予防教室
令和7年度は2か所で開始します。会場は順次追加する予定です。
・週1回2時間程度
・3か月
・全12回
・面談中心
◇市役所
日時:毎週水曜日
時間:午前10時~11時45分
料金:無料
◇市福祉ボランティア会館
日時:毎週火曜日
時間:午前10時~11時45分
料金:無料
(4)卒業
卒業3か月後には教室担当者による訪問などで、生活の様子を再確認します。
■職員からのメッセージ
「リエイブルメント」を目的とした介護予防教室にリニューアルして約1年が経ちます。
できたこと、できることを面談しながら振り返ることで、利用者の皆さんが、自信を取り戻し「自分らしい生活」を送っているのを実感しています。
年齢のせいだと諦めずに、自分の可能性を信じて3か月間一緒に頑張ってみませんか?
問合せ:地域支援センター
【電話】297-5903
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