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令和6年度予算(2)

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茨城県稲敷市

■令和6年度予算の重点事業を紹介
I 未来を担う人づくり
▽英語教育の充実・強化 6848万円
グローバル化が進展する中、成田国際空港が近接する本市の地域特性に鑑み、これまで以上に英語教育を推進するため、ALT(外国語指導助手)の強化を図るほか、実用英語技能検定(英検)受験者に対してはこれまでの検定料補助に加え、民間学習塾の講師等を活用した対策講座を実施します。

▽子育て支援センター・ファミリーサポートセンターの充実・強化 5040万円
民間企業のノウハウを生かし、子育て支援センターとファミリーサポートセンターの運営を行うことで、子どもたちが安心・安全に過ごせる環境の提供とともに、保護者同士の交流の場や悩み相談、必要な育児のサポート体制を充実させます。

II 未来を照らす活力づくり
▽新利根川桜づつみ・和田公園の整備 2億2190万円
地域の魅力向上と郷土愛の醸成を図るため、新利根川沿いの桜づつみの整備方針・活用方法について調査を実施します。また、サイクリング、デイキャンプ、バードウォッチング等で多くの人々が訪れている和田公園において、令和5年度の管理棟建設に続き、令和6年度は園内整備を行います。

▽多様な創業・起業・継業・雇用の支援952万円
市内で夢を持って働く機会や場所を創り出すため、様々な働き方を実現する創業支援に加え、地域で愛されている企業・店舗が存続されるよう、事業継承の支援に取り組みます。また、市内企業の人材確保と学生等の就職ニーズをマッチングできるよう、合同就職説明会を開催します。

III 未来を描くまちづくり
▽都市計画・公共交通の抜本的な見直し 1830万円
まちづくりの骨格となる都市計画と公共交通の見直しを行います。都市計画マスタープランにおいては「稲敷市都市計画審議会」で、公共交通再編については「地域公共交通会議」など、有識者や関係者などの参画をいただきながら見直しを行います。

▽公共施設の適正規模等の検討 412万円
合併以降継続的に取り組んでいる公共施設の統廃合について、今後の更なる人口減少等を見据え、有識者をはじめ、市民や施設利用団体などの参画をいただきながら、適正な公共施設のあり方や方向性などの検討を行います。

■市民一人当たり一般会計歳出予算額 61万9,654円
議会費…5,022円
土木費…76,745円
総務費…72,281円
消防費…28,390円
民生費…179,933円
教育費…93,961円
衛生費…36,649円
公債費…64,008円
農林水産業費…33,206円
諸支出金…23,900円
商工費…4,736円
予備費…822円

・人口
令和6年4月1日現在 3万6,501人

■特別会計と公営企業会計
▽特別会計 108億414万円(前年度比0.9%増)
特定の収入を特定の支出に充てるため、一般会計とは別に運営する会計です。

▽公営企業会計 53億5,224万円(前年度比2.8%増)
企業会計方式により、基本的には事業の収益により運営する会計です。

■地方債と積立金
令和6年度予算には、地方債発行額を20億7,760万円を計上している一方で、元金償還額は22億4,635万1千円を計上しています。令和6年度末の地方債現在高見込額は、令和5年度末現在高見込額から約1億6,800万円程減少し、約235億500万円になると見込まれます。また、地方債の内訳では、過疎対策事業債の占める割合が年々増加しています。
令和6年度予算では、それぞれの目的に応じた事業に充てるための基金の取り崩しを行うとともに、財源不足を補うために財政調整基金を前年度と同額の12億円を取り崩し計上しています。令和6年度末の積立金現在高については、約113億9,500万円になると見込まれます。(表の令和5年度および令和6年度の額は見込額)

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