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《特集》稲敷市はたちの集い

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茨城県稲敷市

意見発表:はたちの集い実行委員が意見発表を行いました。
令和7年対象者 424名

■新たな門出を祝福
1月12日、「令和7年稲敷市はたちの集い」が、江戸崎総合運動公園体育館で424名を対象に開催されました。
会場では、懐かしい友人や恩師との再会を喜んだり、近況を報告し合ったりする参加者の皆さんの姿が見られ、笑顔あふれる式典となりました。また、式典の模様は稲敷市公式YouTubeチャンネルでライブ配信されました。(市ホームページで3月31日まで視聴できます。)
式典で筧市長は、「皆さんが生まれ育った稲敷市も、まもなく市制施行20周年を迎え、まちづくりの大きな転換期を迎えています。若い皆さんには豊かな発想力や多彩な感性、そして、困難を打ち破る突破力を存分に発揮され、それぞれの輝かしい未来を切り拓いていってほしいと願っております」と二十歳を迎えた皆さんへエールを送りました。
参加者代表として、はたちの集い実行委員長の篠崎(しのざき)太一(たいち)さんは「20年という歳月の中で、どんな出来事もやがて意味を持ち、人生を豊かにしてくれることがあるということを学びました。今後も挑戦や困難に対して、長い目で見つめ、少しの余裕を持って歩んでいきたいと思っています」と謝辞を述べました。
二十歳を迎える皆さんの、新たな門出をお祝いします。

問合せ:稲敷市生涯学習課
【電話】029-892-2000

■はたちの集い実行委員会・市長座談会
令和7年に稲敷市は市制施行20周年を迎えます。稲敷市と同い年の20歳を迎える皆さんが、市に対して思うことや感じること、価値観や思いを今後のまちづくりに生かすため、座談会を開催しました。

▽稲敷市での暮らし
・市内から都内の大学へ片道2時間かけて通っているが、経済的な負担が大きい。
・車社会なので、大学に通うためにも運転免許の取得に補助があると嬉しい。工場勤務などでトラックの運転が必要な若者の支援にもなると思う。
・稲敷市は自然が豊かなので、キャンプ場やグランピング場があると良いなと思う。星が綺麗で良く見えることも生かせると思う。

▽これからの稲敷市
・大杉神社みたいな素晴らしい観光スポットをもっと外へ発信してほしい。
・高齢の方が増えているっていうことがあるので、高齢の方に寄り添った、長生きできる市、稲敷市だったら高齢者も住みやすいね、という市になってほしい。
・アポ電強盗や闇バイトなど、お年寄りをターゲットにした犯罪を目にする機会が増えてしまった。稲敷市は安心して暮らせる治安の良いまちであってほしい。

▽稲敷市の仕事
・地元が好きなので稲敷市で働きたいが、「就職先は広い視野で探したほうがいいよ」とアドバイスを受け、気持ちが揺れている。
・漠然と東京都内で就職するのかなと思っている。
・就農に興味があり、副業で農業をしている。周りの農家さんは高齢化が進み、離農した人が増えてきている印象がある。
・大学で情報ネットワークを学んでいて、学んだことを生かせる仕事に就きたい。

■市長からのコメント
▽公共交通・路線バス
・利用者の減少で路線バスは厳しい状況だが、鉄道につながる路線は何とか存続させていきたいと思っています。DXを活用した利用者数の把握などにより、適正な公共交通網の維持や、デマンドタクシーの導入についても検討していきます。

▽成田国際空港との連携
・成田国際空港の機能強化に伴う雇用の創出・居住者の増加を通じて、若者が稲敷市に戻ってこられるように、成田国際空港との連携を強化していきたいと思っています。

▽スマート農業
・市では年間1000万円程度の予算を組んで、農業用ドローンやICT技術の導入を支援しています。今後も農業の効率化・省力化を目指して支援していきます。

▽市役所のDX
・これまで紙で受け付けていた地区の区長要望書を、スマートフォンからインターネットを通じて提出できる仕組みを導入しました。今後も、田舎だからこそ積極的にデジタル技術を導入していきたいと考えています。

■実行委員会の皆さんへのアンケート

Q:仕事を選ぶ時に重視すること
1位 休日をしっかりとれる
同率2位 興味を持てる/雇用が安定
3位 楽しそう
・仕事とプライベートの両方を大切にしていきたいという思いが伝わる結果となりました。

Q:稲敷市に希望する子育て施策
1位 教育費の補助
2位 保育サービスの充実
同率3位 住居費の補助/保育施設の充実/教育施設の充実
・経済的な支援や施設の充実が求められていることがうかがえました。

Q:稲敷市の好きなところを教えてください。
・米が豊富でおいしい、空や景色がいい。
・治安が良い、緑豊かで空が広い。
・田舎なところ。
・田園風景といった自然が大好きです。都内の大学に通っているため一層自然豊かに感じます。

Q:稲敷市は来年20周年を迎えます。同い年の稲敷市について自由に記述してください。
・現在と変わらない治安であってほしい。
・時代は移り変わっていくので、自分も稲敷も時代に乗っていき、地域との繋がりを今より感じることができたらいいなと思う。
・電車が通ると良い。同じ茨城に住んでいても稲敷郡のままの認識であったり稲敷市自体を知らない人が沢山いるからもっと魅力を伝えていきたい。
・若者から高齢者まで全ての人が暮らしやすい市になっていってほしい。
・交通機関に関して不便だと思う。鉄道駅等へのアクセスに関して改善していただきたい。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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