「広報稲敷」は平成17年3月に誕生した稲敷市と共に創刊し、今年20周年を迎えます。今回は20年間のあゆみと歴史を、これまでの記事や歴代の広報担当者と共に振り返ります。
■20年間のあゆみ
平成17年4月号 [創刊号] 江戸崎町・新利根町・桜川村・東町の4町村が合併し、「稲敷市」が誕生。
平成18年5月号 稲敷市とカナダ・サーモンアーム市との姉妹都市調印式を開催。
平成22年3月号 市民の有志からなる「稲敷市民音頭制作実行委員会」により、『稲敷たから音頭』が完成。
平成23年3月号外 東日本大震災が発生。情報提供のため号外を発行。
—-電子書籍版(茨城eブックス)の配信を開始—–
平成26年5月号 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)稲敷東ICが開通。
平成27年3月号 市制施行10周記念式典を開催。稲敷いなのすけ誕生。
—-広報紙デザインのリニューアルを実施—–
平成28年6月号 稲敷市役所新庁舎が開庁
平成29年9月号 茨城国体のトランポリン競技会場にちなみ、組織の代表者が飛ぶジャンピング・プレジデントを実施。
令和2年6月号 新型コロナウイルス感染症が流行。対策として除菌水を無料配布。
令和3年3月号 東日本大震災から10年。改めて震災の備えについて見直す特集。
令和3年9月号 東京オリンピックの事前キャンプ地として、トランポリン競技のオーストラリア代表チームを受け入れ。
令和6年10月号 稲敷市市制施行記念事業の広報がスタート。今後も市制施行20周年に関わる話題をお届けしていきます!
■歴代広報担当者 思い出の一冊
◇糸賀 隆司(現 桜川公民館) 平成19年~平成23年 広報担当
なんといっても印象に残るのは、平成23年におきた東日本大震災でしょうか。号外を作成するも印刷会社と連絡が取れず、鹿嶋市の社屋を訪れてみると津波に流されて何もない。津波の被害を目の当たりにしたのはショックでした。その後は、市民の皆さんに少しでもあたたかい話題をという思いを持ちながら広報紙を作ってきました。
思い出の一冊:平成19年6月号
広報担当になって初めての取材でした。忘れられない一冊です。
◇幸田 出(現 建設課) 平成17年~平成19年、平成27年 広報担当
合併前の時代を含め、約10年間担当しました。合併後はチームでの紙面作成となり、広報紙も行政情報中心から、アイデアを出し合って企画記事を掲載するように変化していきました。飲食店を紹介する「うまいもん」や、人々を紹介する「イナビト」など、大勢の地域の方々を取材できて、大変楽しく面白い仕事に取り組むことができました。
思い出の一冊:平成27年10月号
デザインを刷新。賛否ありましたが、県広報コンクール最優秀賞を受賞。自信につながりました。
◇根本 美帆(現 総務課)平成28年~平成30年 広報担当
担当として意識していたのは『地域愛につながる広報紙』。思い出深いのは、「空き家再生プロジェクト」の特集です。人口減少や空き家の増加という課題を解決するため、地元住民だけでなく、市外の方々も巻き込んで空き家を修繕する取り組みでした。魅力を多くの人に伝えるため、他部署に協力してもらったことも良い思い出です。
思い出の一冊:平成28年10月号
“稲敷市のこれから”について考えるきっかけとなるよう、思いを込めた一冊です。
■広報稲敷をいつでもどこでも、より身近に
広報稲敷は紙での発行だけでなく、デジタルでの配信も行っています!多言語翻訳に対応した『広報プラス-広報稲敷-』や、専用アプリで広報紙が読める『マチイロ』、電子書籍『茨城eブックス』で配信しています。ぜひご利用ください。
問合せ:稲敷市秘書政策課
【電話】029-892-2000(内線2619)
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