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Face to Face

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茨城県笠間市

笠間市に観光に訪れた外国人とお顔を拝見してお話をしてみました
笠間市に観光に訪れた外国人に登場してもらい、訪れたところ、笠間市の地域の人との交流、ランチやカフェで食べた笠間のおすすめ料理、お土産のこと、将来行ってみたい観光地などを語ってもらいます。

■笠間市へ観光に訪れた外国人
マヘシ デモポラさん
出身地:スリランカ
現住所または宿泊地:笠間市
観光したところ:竹工房、Jギャラリー

Iは国際交流協会の聞き手
Fは外国人の声です。
では、さっそく始めましょう。

I:マヘシさん、ようこそいらっしゃいました。ご一緒の方はどなたですか。
F:友達のアティニ・ラタナマララさん夫妻です。車に乗せてきてもらいました。
I:車で笠間の観光が出来て良かったですね。
F:アティニさん夫妻は笠間市内に住んでいます。旦那さんは私の夫の友達です。私は一か月前に笠間市に引っ越して来ましたが、地域のことがわからず、でかけることができませんでした。2月3日に「節分祭」というお祭りがあると聞いて、笠間稲荷神社へ見に行こうと思っていましたが、夫が仕事のため行くことができませんでした。
I:「節分祭」とは豆をまいて厄を払う祭りです。日本の伝統行事で、神社だけでなく各家庭でも家族の幸せを願って豆をまきます。
F:面白そうですね。スリランカにも厄を払うために水をかけたりするお祭りがあります。日本の伝統行事は他にどのようなものがありますか。
I:3月に「ひなまつり」があります。人形を飾って、女の子の厄を払う行事です。
F:3月3日までギャラリーロードに陶雛が飾ってあると聞きましたが、車がなくて見に行くことができませんでした。
今日Jギャラリーに来たのは、女性陶芸家の作品と日本の竹を使った伝統工芸の作品を見ることができ、和風雑貨も買うことができると国際交流協会のガイドさんに聞いたためです。この後、ギャラリーロードも行く予定ですが、今日はJギャラリーの中で国際交流のお茶の先生に抹茶をご馳走になりました。
I:スリランカも茶葉の栽培が盛んですね。日本人もスリランカの紅茶が大好きです。
F:ありがとうございます。今は日本の伝統行事にとても興味があります。笠間を観光していろいろなところを見ましたが、笠間は芸術的なまちで、幸せに暮らせそうです。今は夫と離れて暮らしていますが、今後は笠間で主人と一緒に住もうと思っています。
I:笠間にはスリランカのお友達も住んでいるようですね。
F:はい、笠間には私の従妹(いとこ)もいます。みんなスリランカの大学に通っていましたが、スリランカでは大学を卒業しても国内に就職できる割合は30パーセント程度です。
I:それは大変ですね。
F:でも、大学の学費は国が出してくれるので、学生時代は金銭面では苦労しません。
I:それで、卒業してから日本に就職して住む人が多いのですね。
F:はい、アティニさんはスリランカに住んでいたときは銀行員をしていました。今日は来ていませんが、笠間に住んでいる私の従妹は、スリランカにいたときは映画を作る仕事をしていました。今は笠間で自動車のメカニズムの仕事をしています。業界は違っても、どちらもIT関連の企業です。
I:スリランカもインドと同じくITの技術者が多いのですね。では、笠間の観光を楽しんでください。ありがとうございました。

問合せ:一般社団法人笠間市国際交流協会 木村美枝子(きむらみえこ)
【電話】090-2761-8711

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