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まちおこしのスパイス

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茨城県笠間市

■地域おこし協力隊とは?
地域おこし協力隊とは、総務省が平成21年度から取り組んでいる制度で、都市部の意欲ある人材が地方へ移住(最長3年)し、地域力の維持・強化を目的とした支援活動を行うものです。

■まちの継承~ひとの居場所をつくる~
三上紀子(みかみのりこ)隊員 59歳 東京都から移住
「まちの継承」をテーマに地域おこし協力隊に着任して1年と半年が過ぎました。この間、市民の方々には大変親切にしていただき、そして多方面から有意義なご助言とご指導を賜りました。心より感謝申し上げます。

さて、私の協力隊での活動の2つの柱に、「まちあるき」と「ワークショップ」がありますが、この4月から協力隊の活動が3年目を迎えるにあたり、もう一つの柱が加わります。それは、「景観」を探す活動です。

「景観」という言葉は英語では「ランドスケープ」ですが、私たち日本人にはあまりピンときません。なぜなら、「景観」「ランドスケープ」と言われても言葉自体がいまひとつ、なじみがないからです。それでは、「文化的景観」とすればどうでしょうか。
ここでいう「文化」とは、主に「生活文化」を指します。つまり、私たちの暮らしや普段の生活です。普段見慣れた風景の中にも、大切にしていたり、愛着があったりする風景がありますよね。そのような風景を私は「文化的景観」と呼びたいと思います。
「文化的景観」は、私たちの日常生活に関わっています。例えば、学校からの帰りに回り道をしたり、買い物の帰りにそこを通ると嬉しくなったり、仕事でネガティブな気分になっているときにそっと慰めてくれたりと、自分だけのお気に入りの場所もあれば、昔から地域で大切にしている場所もあります。
そんな場所を誰かと共有し、子どもたちへ残していくことをわれわれの祖先はそっとやってきました。
デジタル社会を迎えた昨今、時間の流れが早くなり、かつ、人の移動も以前に増して速くなってきていますが、そのような時代だからこそ、このような「文化的景観」を顕在化し、市民の方々と共有することが大切なのではないかと考えています。

「笠間の家」で月に1回、まちが好きな市民が集まり、お気に入りの風景や場所について語り合う「たてものカフェ」を始めます。名付けて『かさま・たてものがたり』。〝まちの一角にこんな場所があるよ〟〝あの建物はなんだろう?〟〝あそこの坂道が気になるね〟〝あの場所の昔からの言い伝え、知ってる?〟など、次の世代へ美しい笠間のまちを継承するために、私たちが今できることを、小さいことから始めたいと思います。
サスティナブル(持続可能)に、笠間のまちの物語を次世代へ渡していきたいと思います。
地域おこし協力隊の活動も残り1年となりました。後悔のないよう、できることは精一杯やってみたいと思います。どうぞ皆さん、引き続きご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

フェイスブックもご覧ください

問合せ:企業誘致・移住推進課
【電話】内線592

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