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Face to Face

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茨城県笠間市

■笠間市に観光に訪れた外国人とお顔を拝見してお話をしてみました
笠間市に観光に訪れた外国人に登場してもらい、訪れたところ、笠間市の地域の人との交流、ランチやカフェで食べた笠間のおすすめ料理、お土産のこと、将来行ってみたい観光地などを語ってもらいます。

▽笠間市へ観光に訪れた外国人
ビクトリアジブツカさんと4人のウクライナ人留学生
出身地:ウクライナ キーウ
現住所または宿泊地:つくば市筑波大学学生寮
観光したところ:笠間稲荷神社、門前通り

Iは国際交流協会の聞き手
Fは外国人の声です。
では、さっそく始めましょう。

I:皆さん、こんにちは。ようこそ笠間へいらっしゃいました。
F:ありがとうございます。交流会の前に笠間稲荷神社の周辺を観光してきました。
I:神社をお参りしたのですね。
F:はい、御手洗(みたらし)で身を清める参拝の作法を、日本人の皆さんをお手本にしてやってみました。
I:英文の参拝作法が書かれたガイドブックがあるので、この後の交流会で差し上げますね。
F:嬉しいです!茶道の作法も交流会で教えてもらえるということなので、楽しみにしています。
I:(笠間稲荷神社の交流会会場に到着し、)それでは昼食では和食を召し上がってください。
F:ありがとうございます。和食はユネスコの無形文化遺産に登録されていますね。彩りがとてもきれいです。
I:ウクライナ料理のボルシチも、ビーツを入れるとスープが鮮やかな赤に変わって、日本人は驚きます。
F:ウクライナ料理をいただけるレストランは近くにありますか。
I:国道50号沿いにあります。ここから車で15分位の所です。
F:ぜひ行ってみたいです。今は家族から離れて大学の寮にいるので、母のウクライナ料理が食べたくなるときがあります。
I:ウクライナ料理のおすすめは何ですか。
F:どれも美味しいですが、伝統的な料理で、短剣に肉や野菜を刺して直火で焼く「シャシリック」という料理があります。
I:ダイナミックですね。
F:昔のウクライナ狩猟民族の食文化の一つです。日本の伝統文化には茶道がありますね。
I:昼食の後、茶室で江戸千家の茶道を体験してもらいますが、日本の武家や商家の礼儀作法に則って、お茶と和菓子をいただきます。
F:日本に来る前は、現在の情勢のためカフェは閉まっていて大学も休講だったので、ゆっくりお茶をすることもなく辛く不安な日々でした。今日の交流会にお招きいただいて、とても感謝しています。
I:大学で勉強を続けられなくなって、将来が不安になってしまったのですね。
F:はい。大学の友人の多くが勉強をあきらめて軍に志願しました。私はインターネットで、筑波大学がウクライナの学生を受け入れていると知り、ポーランドを経由して日本に来ることができました。今は大学の学生寮に住んでいます。学費も寮費も筑波大学ウクライナ支援基金から支援していただいています。今日は笠間の皆さんと交流会でご一緒し、皆さんと話せたことで元気になれました。ありがとうございました。

問合せ:一般社団法人笠間市国際交流協会 木村美枝子(きむらみえこ)
【電話】090-2761-8711

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