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市長コラム

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茨城県笠間市

■「4度目の挑戦」
文/笠間市長 山口伸樹
環境省が令和4年度から進めている脱炭素社会実現への取り組みの一つに、「脱炭素先行地域」として全国から100自治体を選定する制度があります。これは、全国の自治体を対象に先進的な取り組みの提案を募集しているもので、1回の募集につき、20前後の自治体を審査会で選定します。選定された自治体の脱炭素に向けた事業に対しては、国から補助金の割り増しや支援があります。
これまで4回の公募があり、本市は3回応募しました。直近では今年の10月にも応募しましたが、力が足りず選定されませんでした。
本市の提案は、市内で一定のエリアを指定して、個人住宅や事業所、公共施設への太陽光発電・蓄電システムの設置や、駐車場の屋根への太陽光設置、空き家を活用した再エネルギー拠点整備などのほか、太陽光設備の20年後の廃棄に向けた取り組み等が中心でした。提案の際は、民間企業や計画エリア内の区長の皆さんなど、多くの方のご協力をいただきました。ありがとうございました。
来年2月には、5回目の募集が予定されています。本市は、引き続き4回目の挑戦をします。過去3回の申請での反省点を踏まえて、今度は必ず選定されるよう頑張ります。そして、脱炭素に向けた取り組みをさらに推進していきます。市民の皆さんには、ご理解をよろしくお願いします。

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