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創業100年以上の秘けつ かさまの老舗(しにせ)大百科Vol.2~市内酒蔵編~

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茨城県笠間市

市内で創業100年以上の事業者をインタビュー!その「歴史」「工夫」「想い」から、長く続く秘けつを紐(ひも)といてみます。笠間には老舗がたくさんありますので、皆さんもぜひ足を運んでみてくださいね。
今回は、「笠間といえば地酒!」ということで、市内酒蔵へ話を聞いてきました。
(価格表記はすべて税込です)

■須藤本家株式会社(すどうほんけかぶしきがいしゃ)
1141年(平安時代)(今年で882年目)
住所:笠間市小原2125
【電話】0296-77-0152
営業時間:午前9時30分~午後4時(定休日/土曜・日曜・祝日)
日本で初めて「生酒」や「冷やおろし」を出し、現在の代表は55代目という日本屈指の老舗酒蔵です。定番の「郷乃譽(さとのほまれ)」(白ラベル・火入720ミリリットル1,770円)は辛口でキリッとさっぱりとした味わいで、どんな料理にも合わせやすい見事なバランスです。国内外から注目される日本酒をぜひご賞味ください!

▽インタビュアーが見つけた100年続く秘けつ
代表のお話を伺うと、「本流」にこだわりをもっていることが伝わってきました。海外輸出に取り組む、お客さんが分かりやすいように商品の多ブランド化を試みるなど、「本流」の味をさまざまな人たちに届けられるよう時代に合わせた工夫を行っていることが長く支持される秘けつだと感じました!

■株式会社笹目宗兵衛商店(かぶしきがいしゃささめそうべえしょうてん)
1873年(明治6年)(今年で150年目)
住所:笠間市笠間1339
【電話】0296-72-0021
営業時間:午前9時~午後4時(不定休)
笠間稲荷神社の御神酒(おみき)として代々納められています。甘・辛・酸・苦・澁の五味が調和した一品「二波山松緑(ふたばやままつみどり)」(特別純米酒720ミリリットル1,500円ほか)は、料理との食べ合わせも存分に楽しめます。米こうじの「甘酒ソフト」(350円、アルコール0%)は笠間稲荷門前通りの散策にぴったりで観光客にも人気。

▽インタビュアーが見つけた100年続く秘けつ
「長い歴史の間に時代背景などのさまざまな困難があり、それらを乗り越えてきたことを思うと先人たちに頭が下がる思いです」と代表は謙虚に語ってくれました。時代に逆らわず、お客さんがおいしいと思ってもらえるものを真っすぐ作り続ける姿勢が長く続いている秘けつだと感じました!

■磯蔵酒造有限会社(いそくらしゅぞうゆうげんがいしゃ)
1868年(明治元年)(今年で156年目)
住所:笠間市稲田2281-1
【電話】0296-71-5221
営業時間:午前11時~午後6時(定休/火曜・水曜)
地元の稲田みかげ石から染み出た「石透水(せきとうすい)」、地元農家と一緒に育てる「お米」、熟練の杜氏(とうじ)や蔵人(くらびと)の「技と情熱」で出来上がる日本酒は絶品。人気の「稲里(いなさと)純米」(720ミリリットル1,430円)は幅広い料理にぴったり。日本酒の美味しさと楽しさを味わえる「日本酒文化長屋磯蔵」が4月末にオープンしたばかりです!

▽インタビュアーが見つけた100年続く秘けつ
皆さんが楽しむ空間が好きで、結果として色々新しいことをするようになっていたそうです。イベントはお客さんへの恩返しの場という気持ちで取り組むといいます。時代に流されず、自分のめざす味わいを近隣の農家さんや呑兵衛(のんべえ)の皆さんと一緒に作っていることが長く愛される秘けつだと感じました!

創業100年以上の事業者を募集中!
取材申込は本紙上の二次元コードから

問合せ:秘書課
【電話】内線224

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