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まちおこしのスパイス

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茨城県笠間市

■地域おこし協力隊とは?
地域おこし協力隊とは、総務省が平成21年度から取り組んでいる制度で、都市部の意欲ある人材が地方へ移住(最長3年)し、地域力の維持・強化を目的とした支援活動を行うものです。

■有機農業への鍛錬と挑戦
髙山健(たかやまけん)隊員(29歳)千葉県柏市から移住
こんにちは、地域おこし協力隊の髙山です。
活動2年目の今年度は、私自身が就農することを目指し、有機農業への鍛錬と挑戦にさらに力を入れています。
4月に野菜の苗づくりなどを農家の方々に教えてもらい、コミュニティ農園での本格的な有機野菜栽培への挑戦がスタートしました。挑戦を始めてすぐの頃、他にも予定がある日などは畑作業が後手に回っていました。そんなとき、農家の方などから「毎日畑に行き、農業と向き合うこと」の大切さを教えてもらいました。このことで、農業と十分に向き合えていなかった自分に気づき、ほぼ毎日、畑と向き合う生活へシフトしました。
すると、自分だけでは分からないことや失敗がたくさん出てきました。そのとき「笠間に素晴らしい農家の方々がいるのだから、そこで学ぼう」と思いました。
7月からは、笠間の農家の元で研修を開始しました。研修時間が限られていますが、コミュニティ農園の作業と並行しているので、学んだことをすぐに実践できます。農園での困りごとも、気軽に相談できるようになりました。
毎日農業と向き合う生活になり、移住前には感じられなかった、自然の中で生きているという感覚が芽生えてきています。以前よりも早起きで、肉体労働が多いため、大変に思えますが、元々自然が好きだった私にとっては、今の生活の方が毎日の刺激が多く、楽しいです。
そして私自身が農業に真剣に向き合い始めたことで、笠間の農家の方々が持っている知識やノウハウのすごさを改めて感じました。その知識やノウハウを少しでも多く吸収したいという想いが強くなり、有機農業で就農したいと思う気持ちも強まっています。
さらに将来的には、コミュニティ農園を通して笠間で農業をやりたい人を増やし、笠間で農ある生活をしたい方がやりたいことの実現をサポートする「農村暮らしコーディネーター」を担いたいと思っています。
しかし、まだまだ笠間の素晴らしい農家の方々には遠く及ばず、この夢の実現のため鍛錬しなければと感じています。夢に向かって、今は全力で有機農業への鍛錬と挑戦をしていきたいと考えています!

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問合せ:企業誘致・移住推進課
【電話】内線592

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