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市長コラム

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茨城県笠間市

■「人材確保」
文/笠間市長 山口伸樹
令和6年4月1日採用予定の職員は、事務職16名、保健師や心理士などを含めた技術職5名、消防職5名が内定しております。それぞれの合格倍率は、事務職が11・9倍、技術職が2・6倍、消防職が7・4倍であります。
少子化が進む中で、民間企業や官公庁などすべての業種において人材確保が厳しく、競争になっています。
笠間市職員採用試験の受験者の中には、県庁や他の自治体の併願も多く、残念ながら合格内定後の辞退もあります。優秀な人材を確保するために、併願やさまざまな状況の中でも選ばれるような笠間市役所でなければなりません。そのためには、働き方や研修制度、福利厚生などを充実させていくことが必要であります。
広い人材確保のため、笠間市では、国籍を問わない「グローバル枠」で外国人も公募しており、留学生等を中心に情報提供をしています。また、県内大学からの「推薦枠」も設けています。
市町村での業務は、国や県と異なり、住民と身近な関係にあることから、やりがいも苦労もあります。敬遠されがちでもあります。
活力に溢(あふ)れた公務員は、本市の未来を創るために一番重要であります。人材を確保し、人材を育てることが、笠間市の役割です。

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