■草刈り
文/笠間市長 山口伸樹
笠間市は、県内第5位の広大な土地面積を持つ自治体です。
広いために管理する道路(市農道)延長も長く、また、公共の公園・施設などの草刈りが時期的に大きな仕事であり、費用負担も毎年増額となっています。
個人の住宅でも敷地内や農地の草刈り、草取りが大きな負担となっていると思います。
特に行政の場合は、道路・公園・施設は適正な状態を保っていかなければならず、年に1~4回の草刈りを行い、道路の草刈りの距離は約100kmにもなります。また、市道や農道の一部は、沿道の地域団体や水田などの所有者にもご協力をいただき、草刈りを行っているところもあります。
市では、草刈りは建設業者かシルバー人材センターに発注をしていますが、維持管理費の増加や人材不足などもあり、迅速に対応できないこともあります。
快適な環境を維持するうえで草刈りは必要でありますが、全体の予算の中では増額の抑制も必要となっています。遠隔操作草刈り機や、路面清掃車など、省力化施工機械の導入を検討していくことも経費削減のためには必要だと考えています。
また、回数や実施場所の見直しも必要であり、市民の皆さんにもご理解と我慢をしていただくこともあるかと思います。今後ともご理解とご協力をお願いします。
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