令和5年環境モニタリング結果(大気・騒音・振動・悪臭・水質・土壌等)、および令和6年1月から3月における施設モニタリング、浸出水の放流について、事業団より説明を受けました。
■環境モニタリング
▽大気
周辺大気環境の調査および連続監視では、環境基準を上回ることはありませんでした。
溶融炉排ガスは、法定検査および連続測定で、すべての項目で管理目標値を下回っていました。
※溶融処理施設は令和5年4月で稼働を終了しました。
▽水質
場内モニタリング井戸の調査では、4か所中3か所がすべての項目で環境基準を下回っていました。1か所では開業前からヒ素が環境基準を上回っていますが、地質の影響による自然由来のもので、近年は環境基準値付近で横ばいとなっています。
最終処分場の地下水・放流水については、すべての項目で環境基準または協定値を下回っていました。
・監視項目が多岐にわたるため、一部を掲載していますが、その他全般的に環境基準などの目標値を満たしていました。
■施設モニタリング、浸出水の放流
▽最終処分場
・令和6年1月から3月に埋立処理した廃棄物は27,662tになります。
・放流水(処理水)については、すべての項目で放流基準値を下回っていました。
・場内4か所の観測井戸のうち、環境基準項目では、1か所でヒ素が、水道水質基準項目では、2か所で総鉄や総マンガンが基準値を超過していましたが、過去と比較して大きな変動はありませんでした(飲用には供していません)。
■次回の委員会開催について
次回は、7月25日(木)に開催予定です。
問合せ:資源循環課
【電話】内線128
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