■広報かさまをデジタル化
文/笠間市長 山口伸樹
「広報かさま」は月一回、市行政のさまざまな話題や情報を市民に伝える手段の一つとして市が作成し、区長さんを通じて班長さんから住民の手元にお届けし、さらに公共施設やコンビニなどで無料配布をしています。
しかし、一方で課題もあります。
一つ目は、区に加入している人にしか届かないこと(加入者の減少も課題です)。
二つ目は、回覧板で回ってきた「広報かさま」を受け取らず、残り部数が多いこと。
三つ目は、配布が区長さん・班長さんの負担となっていること。
以上が主な点です。
今年の2~3月にかけて、2地区(福原地区・大沢地区)で「回覧文書の電子化」実証実験を行いました。現在、実験結果を分析しています。
本年はこの実証実験を拡大していきます。今後は、デジタルでも見やすいスマートフォン用の画面づくりを行い、従来の「広報かさま」は公共施設・コンビニ・商店・協力店舗・企業などに引き続き置いていただき、誰でも読めるようにします。
このような実験を重ねながら、区長さんなどの意見を踏まえて「広報かさま」の配布について見直してまいりたいと考えています。
皆さんからのご意見をお待ちしています。
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