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まちおこしのスパイス

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茨城県笠間市

■地域おこし協力隊とは?
地域おこし協力隊とは、総務省が平成21年度から取り組んでいる制度で、都市部の意欲ある人材が地方へ移住(最長3年)し、地域力の維持・強化を目的とした支援活動を行うものです。

■笠間の栗の未来をつくる~笠間の栗のブランド化推進~
三宅輝明(みやけてるあき)隊員 28歳 千葉県から移住

▼自己紹介
今年5月に着任し、栗のブランド化を推進するため、「栗ファクトリー株式会社」に常駐して日々活動しています。
前職では、農家の右腕として、梨・お米・野菜の生産から、食品加工事業、販売や営業事務、ウェブ管理やデザインまで、幅広く従事していました。経験を活かし、「栗といえば笠間」といってもらえるように、人生をかけて「笠間の栗ブランド」を育てていきたいと思っています。

▼笠間に移住した感想~自然と文化が織りなす暮らしの魅力~
笠間は全国でも有数の栗の産地ということで、これからの季節に楽しめる焼き栗や栗スイーツが待ち遠しくてなりません。
また、笠間は“陶芸のまち”でもあり、陶芸作品に触れることも楽しみの一つになっています。
笠間での暮らしは自然の恵みと文化の豊かさが日々感じられ、本当に心地よいです。

▼笠間の栗ブランド化に向けた取り組み
茨城県の令和4年度の栗収穫量は3670トンで、栽培面積・収穫量ともに全国1位を誇ります。その中でも笠間は、栗の一大産地として位置づけられています。笠間の栗が地域のシンボルとなり、市が誇るブランドとして地域からも全国からも愛されるよう、ブランドづくりに励んでいきます。

▽具体的な取り組み
原料の品質向上:栗の生産者と連携し、農業技術の向上や栽培方法の改善を図り、安定した高品質な栗の原料確保を目指します。
製品の品質向上や新商品の開発:高品質で画期的な栗製品をつくるため、製造プロセスの改善やニーズに合わせた新商品の開発にも力をいれていきます。
販路消費拡大:国内外の市場に向けて積極的に販路を拡大し、笠間の栗を使った商品販売を促進します。笠間の栗がより多くの消費者の目にとまることを目指します。
観光資源としての価値向上:笠間の栗をテーマとした観光イベントや体験ツアーを企画し、観光客に笠間の栗の魅力を直接体験してもらう機会を提供していきます。

▼笠間の皆さんへメッセージ
良質な栗を安定して生産できる生産現場(1次産業)、優れた加工技術で高品質な加工品を製造できる製造現場(2次産業)、お客さん目線の商品開発と販売・サービス(3次産業)、業界の垣根を越えて、「食産業」として全体をみながらブランド化することで、100年先も愛されるブランドが実現できると考えています。
人・地域・業界にとって、かゆいところに手が届く、足りない役割を任せられる、そんな存在でありながら、業界の垣根を超え、寄り添い、連携し、笠間の栗のブランドの未来に貢献できる取り組みをミッションにして取り組んでいきたいと思います。

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問合せ:企業誘致・移住推進課
【電話】内線592

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