■パリ2024オリンピック
文/笠間市長 山口伸樹
パリ大会が終了し、日本選手が金銀銅メダル総数45個を獲得し、日本国民に多くの感動と勇気を与えてくれました。選手の高い目標と絶え間ない努力、監督、コーチ、スタッフ、そして家族の支援があってのメダルであります。さらに、国民にも努力を続けることの大切さを示してくれた活躍でした。
一方でメダルには届かなく、悔しい思いをした選手の皆さんもいましたが、オリンピックを経験し、選手として、一人の人間として大きな経験をされたことと思います。
笠間市出身の佐藤風雅(さとうふうが)選手は、陸上の400m・4×400mリレーに出場し、リレーではアジア新記録で6位に入賞し、市民の応援に応えてくれました。お疲れさまでした。
残念なことは、SNSを通じ、選手への誹謗中傷がなされたことです。言動を重んじることの重要さを改めて感じたところです。
日本選手の活躍に対し、国や競技団体が選手への報奨金や活動環境、引退後の活躍できる場の提供など一層の充実を図っていくことが必要なことと思います。
人生をかけて、日の丸を背負い、競技に取り組んだ日本選手団の活躍に大きな拍手を送ります。
次はパラリンピックです。引き続き応援していきましょう。
(8月19日執筆)
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