■合併から20年、原点に戻る
文/笠間市長 山口伸樹
令和8年3月19日は笠間市誕生の記念日であり、合併20周年になります。
合併から20年。今後の行政の在り方、進め方を見直す時期でもあります。
合併は、地方分権の受け皿づくりと行政改革によるスリムな行政づくりを目標に1市2町が合併しました。本市は合併後、県から権限の移譲を積極的に受け、現在までに国の移譲も受け、スピーディなサービスに努めています。
行政改革についても、議員・職員の定数削減などを行い、スリムな行政を進めてきました。
現在、合併時には想定されなかった急激な人口減少・高齢化など、行政を取り巻く厳しい環境が進んでいます。
合併の原点に戻り、行政のスリム化を図り、必要なところには支援をしっかり行うメリハリのある行政を進めていきます。
令和7年度は、多くの記念事業を検討しています。市民の皆さんにも郷土愛を持ち、笠間市民であることに誇りを持ちながら日々の生活を送っていただきたいと思います。
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