委員による現地監視や令和6年10月から12月に行われた施設モニタリング、浸出水の放流および廃棄物の受け入れについて、事業団から説明を受けました。
■委員による現地監視
市内3か所で搬入車両の監視を行い、各班から結果報告を受けました。
・第1班「エコフロンティアかさま」入口(問題なし)
・第2班「才木交差点」角(問題なし)
・第3班「施設内」→場外に出る際のタイヤの洗浄が不十分な車両を2台確認しました。
今回の監視活動では、搬入事業者に義務付けているステッカーの未表示車両および市内通行禁止区域を通行し、エコフロンティアかさまに搬入した車両はありませんでした。
■事業団からの報告
タイヤの洗浄が不十分だった事業者に対して、洗浄を徹底するよう指導すると説明がありました。
また、搬入事業者に対しては、注意事項を記載したリーフレットの配布などの活動を継続して行い、今後も適正な搬入を指導していくと説明がありました。
※搬入に関する注意事項および市内通行禁止区域については、エコフロンティアかさまのホームページで確認できます。
■施設モニタリング・浸出水の放流
・期間中に埋立処理した廃棄物は、20,364tでした。
・浸出水(流入水)では、有害金属としてヒ素が検出されましたが、放流基準値以下でした。
・場内4か所の観測井戸のうち、環境基準項目では1か所でヒ素が基準値をわずかに超過していました。水道水質基準項目では2か所で総鉄や総マンガンが基準値を超過していましたが、過去と比較して大きな変動はありませんでした(飲用には供していません)。
■廃棄物の受け入れ
・受入廃棄物の種類ごとに大きさなどの受入基準を設けているほか、受入廃棄物が金属などを含む場合の判定基準は、国が定める基準値より大幅に低い数値を独自基準として運用しています。
・金属などを含む廃棄物の抜き取り検査を行った結果は、すべての試料(焼却灰(一廃)・燃え殻(産廃)・ばいじん(産廃)・無機性汚泥(産廃))で受入基準値を下回っていました。
問合せ:資源循環課
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