笠間市と連携協定を締結している淑徳大学では、令和5年4月に地域創生を体験的に学ぶ長期学外学習プログラムを導入した地域創生学部(埼玉キャンパス)を新たに開設し、今年度も本市をはじめとする全国の自治体を学外学習の場として、現地で学習を行う「地域理解実習」を実施しました。
1年次から2年次にかけての地域理解実習では、「地方創生の取り組み」「文化」「産業」「地域資源」の4つをテーマに、各2回ずつ(全8回)本市を訪問し、見学・体験します。今年度も計6回の実習を実施し、本市の廃校活用、移住施策、歴史、農業、石材業、窯業など幅広い観点から学びを深めました。
今年度の実習に参加した1年生の皆さんは、「地域創生は、外から多くの人を呼ぶことだけでなく、地域内の活性化も重要であると気づきました」「笠間市の特色や強みを知り、地域に対する考え方が変わりました」と感想を述べていました。参加者の皆さんは来年度2年生になり残り2回の実習を実施し成果を報告するとともに、また新たな1年生が入学し実習に取り組みます。
実習の中で発見した本市の魅力や課題などを踏まえた成果報告や、大学生ならではの視点から見出した本市への提案を楽しみにしています。
■令和6年度地域理解実習内容
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