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給食はこのように作られています

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茨城県笠間市

学校給食は、笠間地区に笠間学校給食センター、岩間地区は岩間学校給食センター、友部地区は各学校に調理場があります。
給食がどのように作られているのか、笠間学校給食センターが給食を提供するまでを紹介します。ここでは、市内全校の約6,000人分のごはんを炊き、笠間地区の小・中・義務教育学校約1,800食の副食(おかず類)を作っています。

■ごはん
(1)サイロに入っている米が自動で炊飯室に送られ、洗米機で自動洗米し、計量された米と水が炊飯釜に入ります。
(2)炊飯…炊飯釜に火を入れ炊き上がったら立体蒸し装置で蒸します。
(3)配缶…炊飯釜からご飯を取り出し、各クラスごとに計量して分けます。
(4)配送(午前10時40分~50分)各学校に配送用トラックで配送

■副食
(1)検収
業者から食材が運ばれてきます。食材は発注通りか、品質・品温・産地・異物の混入はないか確認します。

(2)下処理
食材についた泥やほこりを洗浄により取り除きます。キャベツなどの葉物野菜は1枚ずつはがし、きゅうりなど表面に凹凸のある野菜は専用のスポンジでこすりながら、3回洗浄し、献立に合わせてに切っていきます。

(3)調理
大きな回転釜を使って調理します。そのほか、食材に応じてスチームコンベクションオーブンやフライヤーなどの調理機器を活用します。中心温度をはかり、十分に加熱されているか、味見により味付けは適当かなどを確認し、安心・安全でおいしい給食を作ります。

(4)配食
各クラスごとに分量を量りながら配食します。

(5)検食
出来上がった給食は、給食センター所長や学校長が子どもたちより先に食べ、異物混入はないか、色彩・量・味などを確認します。

(6)配送
配送用のトラックで各学校に配送します。

■学校給食での主な取り組み(令和6年度)
▽学校給食費保護者負担軽減事業
物価高騰などによる給食用食材の値上がりの影響が保護者の負担にならないよう軽減します。

▽オーガニック給食推進事業
令和5年度から北川根小学校をモデル校としてオーガニック給食を開始。有機米(無農薬米)や有機野菜を提供し、令和6年度は宍戸小にも一部提供を拡大。

▽学校給食生産者支援事業
笠間市産の栗、モンブランケーキ、常陸牛、豚肉などの地域の食材を提供します。

▽第三子給食費無償化事業
18歳までの子を3人以上養育する世帯を対象に、第三子以降の給食費を無償化。多子世帯の学校給食による経済的負担軽減・支援を図っています。

学校給食を通して「食に関する知識」と「食を選択する力」を身につけてもらいたいと思っています。給食が子どもたちにとって楽しみな時間になるように、これからも努力していきます!

問合せ:学務課おいしい給食推進室
【電話】0296-72-1500

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