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市長コラム

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埼玉県幸手市

■「異次元の市役所」と言われるように
幸手市長 木村純夫

かつて、大学の柔道部に入部した当時、4年生に「渋沢」先輩がおられた。深谷市出身の日本を代表する実業家・渋沢栄一の傍・・系ではあるが、渋沢栄一を彷彿とさせる雰囲気の人柄と容貌。もちろん私は、渋沢栄一と直接はお会いしておりませんが、昨年、渋沢栄一直系の玄孫(やしゃご)・健氏からご高説を拝聴する機会がありました。「民間企業のみならず、官庁も役所も“前例踏襲・前例がない”から脱皮できなければ、時勢が目まぐるしく変わる現在、いずれ衰退・滅亡する」という問題提起でした。お役所仕事と言われて久しい。この言葉は、ややもすると形式的で、時間がかかり過ぎ、縦割り・実効性のあがらない仕事ぶりを揶揄して使われてきたきらいがあります。
ここ3~4年間のコロナ禍で仕事の仕方が多様化し、DX・IT化等も急速に進み、世の中の進歩・変化の速さには、眼を見張るものがあります。これからのお役所仕事とは、過去の形式にとらわれず、柔軟な発想で、迅速かつムダを排除し、実効性の高いやり方でなければなりません。市民の皆様から、「お役所仕事も変わったね!」と前向きな評価をされるよう日々努めたい。

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