行方市のSDGsを毎月紹介!持続可能な市を目指し、できることから始めよう

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4.質の高い教育をみんなに
SDGsには、全ての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進することが目標の一つとして掲げられています。
市では、誰にとっても読みやすく、読み間違えにくい「ユニバーサルデザイン(UD)フォント」を全庁・全小中学校で使用しています。平成31年2月から、全国の自治体で初めて試行的に開始し、県内では行方市のみの取り組みです。「情報発信で日本一」を総合戦略の重点プロジェクトの一つに掲げる行方市は、年齢や障害の有無、個々の能力差などにかかわらず、しっかりと「伝わる」情報発信を「文字の読みやすさ」の観点からも取り組んでいます。アメリカアップル社の創設者の一人であるスティーブ・ジョブズ氏が、大学時代に文字を美しく見せるための手法(カリグラフィー)の講義をもぐって受講して、その後アップル社のパソコン「マッキントッシュ」に美しいフォントを導入したことは有名な話です。行方市は、ジョブズ氏がこだわった文字そのものの美しさ・読みやすさに引き続き取り組んでいくこと(可読性)、市報、なめテレやホームページ等さまざまな伝達媒体を使って情報発信を行うこと(多様性)、分かりにくい文章としてマイナスイメージを持たれがちな行政からの通知や案内を適正に理解していただく工夫(判読性)を今後も行い「情報発信で日本一」を推進してまいります。

SDGs…「持続可能な開発目標」と訳され、2015年の国連総会で採択された。17項目の目標を掲げ、目標の下には、具体策や数値目標などを示した計169のターゲットがある。