■国民年金保険料には免除・猶予制度があります
国民年金保険料を納めることが経済的に困難な場合には、本人の申請によって保険料が免除または納付猶予される制度があります。令和5年度の申請受け付けは7月から開始されます。
▼全額免除・一部免除
本人・世帯主・配偶者の前年所得(1月から6月までに申請される場合は前々年所得)が一定額以下の場合には、申請により保険料が全額または一部免除(4分の3免除・半額免除・4分の1免除)になります。免除が承認された場合、保険料を全額納めた場合と比べて、受け取る年金額の割合は減額されます。
▼特例免除
申請者本人、世帯主または配偶者のいずれかが退職(失業等)され納付が困難な場合には、申請により保険料の納付が免除されます。
▼納付猶予制度
50歳未満の方で本人・配偶者の前年所得(1月から6月までに申請される場合は前々年所得)が一定額以下の場合には、申請により保険料の納付が猶予されます。
▼学生納付特例制度
学生の方で本人の前年所得(1月から3月までに申請される場合は前々年所得)が一定額以下の場合には、申請により保険料の納付が猶予されます。
詳しくは、日本年金機構ホームページ(【HP】https://www.nenkin.go.jp)をご確認ください。
■電子申請(マイナポータル)から国民年金の手続きができます
国民年金第1号被保険者の国民年金の手続きについて、マイナポータルを利用した電子申請ができます。申請には、マイナポータルの「利用者登録」が必要です。
※「マイナポータル」とは、行政手続のオンライン窓口です。オンライン申請、行政機関等からのお知らせ通知の受信などのサービスを提供しています。
▼対象手続き
・第1号被保険者加入の届出(退職後の厚生年金からの変更等)
・免除・納付猶予の申請
・学生納付特例の申請
▼メリット
・24時間365日申請可能
・スマートフォンから申請可能
・処理状況も申請結果も確認可能
詳しくは、マイナポータルサイト(【HP】https://myna.go.jp)をご確認ください。
問合せ:国保年金課(玉造庁舎)
【電話】0299-55-0111
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