■認知症の症状を知っていますか?
認知症の症状には、脳の細胞が壊れることによって直接的に起こる「中核症状」と、本人の性格や環境、人間関係などの要因が絡み合って出現する「行動・心理症状(BPSD)」があります。
「中核症状」は治りにくく、薬で症状を遅らせることしかできませんが「行動・心理症状(BPSD)」は周りの人の対応で改善が可能と言われています。
●行動・心理症状(BPSD)
・徘徊 道に迷う
・介護拒否
・興奮・攻撃
・異食
・妄想
・不眠
・失禁
・無関心
・幻聴 幻覚
●中核症状
・記憶障害
・見当識障害※1
・遂行機能障害※2
・失語 失認識 失行※3
※1…見当識障害:現在の年月や時刻、自分がどこにいるかなど基本的な状況を把握できなくなる
※2…遂行機能障害:段取りよく料理が作れない、仕事が約束通りに仕上がらないなど
※3…失認識:親しい人の顔が分からない、物の形が分からないなど
失行:今まで使えたものが使えないなど
認知症は早期の発見と治療が重要です。現在完治することが難しい病気ですが、早期に発見して適切な対処をすれば、その人らしい充実した暮らしを続けることができます。
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行方市地域包括支援センター
【電話】0299-55-0114
いつまでも健やかに住み慣れた地域で生活していけるよう、高齢者やご家族の皆さんを、医療、保険、介護および福祉など、さまざまな面から総合的に支援します。
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