■幼少期のお子さんとのふれあいコミュニケーションを目指して
幼少期のお子さんとの関わり方で、お悩みはありませんか?「うまく子どもと遊べない」、「こういう時どうしたらいいのか」など、疑問に思うときがあるかもしれません。そんなとき、お子さんとの関わりの手だてとなれるよう、市で実施している「ふれあいペアレントトレーニング」の内容をお伝えします。
子どもの社会的コミュニケーションには4つの段階があります。まず、ご自分のお子さんが今どの段階にあるか、見てみましょう。
1.芽生え段階
芽生え段階の子どもは、一人遊びを好みます。この段階では、親が子どもの気持ちを感じ取って、それに応じていくことが大事です。遊びでは、身体遊びや楽しいやりとりを持ち込むとよいでしょう。
2.リクエスト段階
子どもは、自分が行動することで親に何かを伝えることができることを、分かり始めています。子どもは親を見ながら、やってほしいことをもっと続けてほしい、と要求するようになります。遊びでは、身体遊びの中で、動作や発声を使ったやりとりを増やして、長く遊んでみましょう。子どもの要求するものを増やしていきます。
3.早期コミュニケーション段階
早期コミュニケーション段階の子どもは、親とやりとりができ、自分の意図をもってコミュニケーションします。指さし、手渡し行動、提示行動などができるようになります。遊びでは、一定したやりとりをお勧めします。子どもからやりとりを始めてもよいでしょう。身振り、指さし、言葉を使って要求することが目標です。
4.コミュニケーションの段階
簡単な会話ができるようになります。自分の関心のあることについては、よく話をします。しかし慣れていない場面では、会話のルールを把握できないことがあります。遊びでは、手助けをしてもらいながら、会話のやりとりをするとよいかもしれません。
市は、保護者の皆さんを応援し、お子さんとのふれあいを支援します。
問合せ:健康増進課療育支援グループ
【電話】0291-34-6200
健康増進課(行方市保健センター内)
【電話】0291-34-6200
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