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■インターネット通販トラブル!!代引き配達で偽物が!
【事例】SNSを見ていたところ、国内ブランドの下着の広告が表示された。公式通販サイトの広告と思い、リンク先になっていた通販サイトにアクセスして、下着2枚を5千円で代引き配達で注文した。後日、宅配業者に代金を支払って荷物を受け取り、開封して商品を確認したら、偽物だった。通販サイトの画面は残しておらず、販売業者の情報はメールアドレスし分からない。宅配業者には「荷物を開封した後は受け取り拒否にはできない。返金はできない」と言われた。送り状の依頼主の欄には、発送代行業者と思われる事業者の連絡先が記載されており、販売業者の情報は不明である。

【解説】
全国の消費生活センター等には、インターネット通販における「偽物」に関する相談が多数寄せられ、そのうち「代金引換サービス」の利用によるトラブルが増加しています。インターネット通販では、消費者は通販サイトの写真や情報をもとに申し込むことになりますが、「公式通販サイト」「正規品」と思って申し込んだはずが、届いた商品は「偽物」だったという相談が多く寄せられています。以下のポイントをおさえておきましょう。

(1)代引き配達で宅配業者等に代金を支払って商品を受け取ってしまうと、後で商品が「偽物」だとわかっても宅配業者からの返金は困難です。代金を支払う前に、送り状に記載されている「依頼人」の情報を確認し、注文した販売業者とは違う場合は、代金を支払わず、受け取りを拒否しましょう。

(2)代金を支払って荷物を受け取り、中身を確認して「偽物」が届いたと分かったという状況であれば、販売業者や送り状の「依頼人」(発送代行業者など)に連絡し、返品、返金を求めることになります。

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