■発泡ポリスチレン製容器にMCTオイルやえごま油等を加えないで!!
【事例】
即席カップ麺に湯とMCTオイル(中鎖脂肪酸油)をほぼ同時に入れて食べようとしたところ、容器の底が抜け、足に湯がかかった。熱いと思ったがやけどはしなかった。MCTオイルは身体に良いオイルと言われプレゼントされたもので、コーヒーやスープに混ぜてお召し上がりくださいと書いてあったので、入れても大丈夫だと思った。
【解説】
発泡ポリスチレン製容器とは、ポリスチレンを発泡させて作られた容器で、軽くて丈夫で、クッション性があります。また、熱を伝えにくく、食品の保存性に優れており、即席カップ麺や総菜等の食品に多く使用されている容器です。発泡ポリスチレン製容器に、MCTオイル等の食用油を加えたところ、容器が破損して湯が流出したという相談が寄せられています。
以下のポイントをおさえておきましょう。
(1)容器の変質・破損を招くため、添付以外の食用油等は加えないようにしましょう。容器から漏れ出た湯でやけどをするおそれもあります。
(2)添付以外の食用油等を加えたい場合は、即席カップ麺の中身を発泡ポリスチレン製容器以外の容器に移してから、加えるようにしましょう。
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