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自治体の皆さまへ

行方市のSDGsを毎月紹介!持続可能な市を目指し、できることから始めよう

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茨城県行方市

2…飢餓をゼロに
12…つくる責任 つかう責任

SDGsには、飢餓を終わらせ、食糧安全保障および栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進すること、および持続可能な生産消費形態を確保することが、目標の一つとして掲げられています。農業は、国民生活に不可欠な食料を供給する機能等を有しています。茨城県は広大で肥沃な農地、首都圏に位置する地理的優位性などの強みを背景に、農業産出額が全国3位(令和4年)で「食材の宝庫」として日本の食料マーケットを支えています。茨城県では、農業を魅力ある産業として次世代に引き継いでいくため、「儲かる農業」の実現を目指して収益性を高めるための構造改革を進め、その一つとしてブランド力向上による高付加価値化を図っています。

「行方かんしょ」は、令和5年3月に国の地理的表示(GI)保護制度に登録された「なめがたブランド」創出のけん引役です。GI保護制度とは、社会的評価等の特性を有する産品の名称を、地域の知的財産として保護するものです。登録されると、市場において目にする機会が増えたり、外食、観光などの他業種とのコラボ商品・コラボサービスの開発・提供が推進されたりします。なお、平成27年のGI制度開始以来、全国で138品目が登録されていますが(令和6年1月29日時点)、茨城県内では行方かんしょの他に、江戸崎かぼちゃ、飯沼栗、水戸の柔甘ねぎ、奥久慈しゃもの5品目が登録されています。

参照:『令和4年度食料・農業・農村白書』『地理的表示保護制度の運用見直し』農林水産省、『茨城農業の将来ビジョン』茨城県

SDGs…「持続可能な開発目標」と訳され、2015年の国連総会で採択された。17項目の目標を掲げ、目標の下には、具体策や数値目標などを示した計169のターゲットがある。

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