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行方歴史探検2023 12

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茨城県行方市

■行方市指定有形文化財(建造物)
泰英山常光院山門~桃山様式を今に伝える傑作~
所在地:行方市小高1201

泰英山常光院は、永享12(1440)年に常陸国国主佐竹氏が開闢(かいびゃく)した曹洞宗の寺院です。本尊は釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)と慈覚大師の作と伝えられる無量寿仏(むりょうじゅぶつ)です。慶長7(1602)年に佐竹氏が秋田へ移封された後も、檀徒(だんと)の中心であった家臣18騎が、この地に残って法灯を守り続けました。明治42(1909)年に本堂は焼失しましたが、山門は火災から免れました。この山門は江戸期の元禄年間につくられ、切妻六脚門(間口1間半)、銅板葺きで、桃山時代の寺院建築様式を模した傑作といわれています。昭和62(1987)年に行方市の有形文化財に指定されました。案内板にあるQRコードから説明動画を視聴することができますので、ぜひご利用ください。

※麻生町史通史編(2002麻生町史編さん委員会)、麻生の文化3、14、15号(麻生町郷土文化研究会)を参考にしています。

問合せ:生涯学習課文化・社会教育グループ
【電話】0291-35-2111

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