地域おこし協力隊の田沼絢子です。
協力隊として行方市に移住して、今年で丸4年を迎えます。移住した2020年は、新型コロナウイルスが猛威を振るう中でした。平日は、麻生庁舎へ出勤しますが、仕事を終え帰宅すると、聞こえてくるのはカエルの鳴き声。テレビから聞こえるニュースは、コロナのニュースばかり。コロナ前からは想像できないほど、社会情勢のさまざまな変化。そして何より自分自身、知らない土地での生活は「孤独」との戦いでした。
あれから4年。コロナも終息に向かいつつあり、地域の皆さんとの会話や鹿行地域でのさまざまな活動をする中で、日に日に行方市のとりこになりました。今は行方市に定住するために、協力隊として、そして一人の市民として何を求められているのか、私に何ができるのか、を模索しながら活動を行っています。昨年、鹿行地域で活動する地域おこし協力隊の仲間たちと「NPO法人鹿行地域おこしLab.」を立ち上げました。この法人は、鹿行地域内にある豊富な資源や人材を活用しながら、関連5市の行政圏を越えた広域連携・相互扶助による地域おこし事業を企画・運営し、鹿行地域の魅力の増加増進を図ることによって、発展に寄与することを目的として設立しました。昨年は、鹿行地域内にとどまらず、東京などでもイベントを開催しました。今年もさまざまな活動を行っていく予定です。
今後もこのコラムで、協力隊の活動やNPOでの活動をお知らせしていきたいと思います。
(次号は、佐藤晶が担当します。)
田沼絢子隊員
【令和2年7月1日~現職】
なめテレの普及活動や次世代情報発信を担当。鹿行地域おこし協力隊の連携にも力を入れている。
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