【新規就農に向けて】
行方市地域おこし協力隊に着任して早いもので、もう8カ月になります。今まで農業経験もなく、決して若くもない年齢からの挑戦には若干の不安もありましたが、行方市の皆さまの温かい人柄と霞ケ浦・北浦の二湖の景観優美な景色が、その不安を吹き飛ばしてくれました。
行方市の名産品であるサツマイモをはじめ、レンコン、キュウリなど栽培品目と農家さまを変えながら研修を行ってきました。研修を一通り経験させていただいた結果、イチゴ農家を目指す決意をいたしました。研修でお世話になった農家さまでいただいたイチゴは、今まで食べてきたものとは比べ物にならないくらい甘くて、衝撃を受けたのが大きな理由です。また、農地確保や10アールあたりの収量の高さ、加工品の販売など将来的な展望も含めて、魅力ある品目だと感じています。
これから本格的な研修に入りますので、退任後に独り立ちできるよう、技術や知識を磨いていきたいと思います。行方市の皆さま、引き続きよろしくお願いいたします。
(次号は、田沼絢子が担当します。)
●佐藤晶隊員
【令和5年11月1日~現職】
新規就農を目指し農業に従事するほか、市の農業を盛り上げるためのPR活動等を行う。マルシェ等の企画提案も実施予定。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>